万城目学さんの「プリンセストヨトミ」を読み終わりました。
万城目学さんの作品は初めて読みましたが、こういう話を作ろうと思った発想が面白い!
この作品は以前に映画で観たことはあったのですが、小説で読んでみると映画の時よりも面白く感じました。
大阪出身の自分としてはなんじゃそれ!
と思う部分は多々ありますが、共感できるところもあったりで楽しかったです。
主な登場人物
松平:会計検査院のお偉いさん。成績TOPでこの会計検査院に入ったんだとか。「鬼の松平」と呼ばれているみたいだが、アイスクリームが好きというお茶目な一面もあり。
旭グーンスブール:ハーバード大学を卒業したエリート。フランス人と日本人のハーフで、登場する会計検査院の人物の3人の中では一番背が高い。
鳥居:3人の中では冴えない男ではあるが、ときとしてミラクルを起こすらしい。
真田大輔:中学2年生の男子。ただ、女性になりたい願望があってセーラー服を着たりしている。大輔の父ちゃんは幸一と言って大阪国の総理大臣なんだとか。
橋場茶子:この物語の重要なキーマンとなる存在。大輔とは同級生。
所感
大阪国もそうやし、大阪国総理大臣ってなんやねん!とは思いつつも、確かに大阪の人は地元意識も強いし、地元が大好きやから、なくはないとは思うけど、一つの都道府県に焦点を充ててこのようにストーリーを作っていくのも面白いですね。
まあ、あんまり愛国心や郷土愛が強くなりすぎると、面倒なことも出てくるんやろうけど。。
自分は大阪出身で今は東京に住んでるんやけど、「豊臣秀吉」に対してのスタンスが大阪と東京では全然違うような気がする。
漫画とか小説とかでは、豊臣秀吉は悪人に仕立て上げられてることが多いけど、この物語では豊臣の末裔は大切にされてますもんね。
まあ、自分も大阪城が赤くなる姿を見てみたいなと思いました。
そのときはひょうたんを持って行動に移さねば!
あと、お好み焼きを食べたい!
あと、うどんを食べたい!
来月は大阪に帰省する予定があるし、大阪の街を満喫しよっと!
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