アンソニー・ホロヴィッツの「カササギ殺人事件(下)」を読み終わりました。
ん?
冒頭からよく理解が出来ない事態に・・
結末を迎えるまえに、この物語は終わってしまった??
「カササギ殺人事件」の作者がアラン・コンウェイ?
アンソニー・ホロヴィッツではないの!?
なんか急に物語の視点が変わったことに戸惑いつつも、どういうことかと先が気になりまくりですよ。
う~ん、、
完全に作者の術中にはまってるような気がするのですが、なんか自分にとってはめっちゃ新鮮なパターンで面白い!
上巻で起きた犯人はだれなの?
答えはちゃんと用意されてるのかな??
主な登場人物
スーザン:今回の下巻の主人らしい。編集者さん。この人が「カササギ殺人事件」の犯人を代わりに突き止めていくようになる。
アラン・コンウェイ:カササギ殺人事件の作者らしいが、亡くなったらしい。
チャールズ・クローバー:スーザンが勤める会社のお偉いさん
メリッサ・コンウェイ:アラン・コンウェアの元妻
アンドレアス・パタキス:スーザンの恋人で、スーザンに結婚のプロポーズをした。
所感
上巻がすごくいいところで終わって、さーこれから犯人を突き止めるぞってときに、この物語の作者が亡くなったことで、エンディングが読めない事態に。。
スーザンという編集者の視点で物事が語られてるのですが、自分もこのスーザンと同じ気持ちで、なんか妙にイライラしながら読み進めました。
まさに、このことがこの「カササギ殺人事件」の術中にはまってたということなんですよね。
ただ、スーザンと一緒に「カササギ殺人事件」の犯人を捜してるような感覚になれたのは良かったかも。
しかも、「カササギ殺人事件」中の登場人物と下巻で繰り広げられてる世界が微妙にニアミスしてるような気がしてます。
てか、ニアミスというか下巻で繰り広げられてる人たちが上巻で出てくる登場人物のモデルになってるみたいです。
「アラン・コンウェイ → サー・マグナス・パイ」
みたいな感じです。
あんまり書くとあれがあれなんで止めておきますが。
ということは下巻で登場するアラン・コンウェイを殺害した人物が、上巻でサー・マグナス・パイを殺害した犯人ってことか!?
と予測しながら読み進めました。
こんなパターンは初めてでとても面白かったです。
ただ、謎のままに終わるパターンのやつはイヤやなと思いつつ、読んでました。
答えもちゃんとわかればいいのですが。
で、結局犯人はわかったのか!?
おしまい!
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