三浦しをん/風が強く吹いている

読書感想文

三浦しをんさんの「風が強く吹いている」を読み終わりました。

 

この作品は前々から気になっていて先日、映画でみたばかりだったのですが、すごく面白かったこともあって本でも読んでみたくなって、読み進めました。

 

映画だとけっこう話のテンポが駆け足だったということもあって、小説だとそこらへんの細かいところや登場人物の心情も細かく描写されているので、あらためてこの作品の面白さを実感することが出来ました。

 

何気に自分自身が中学生の時に陸上部をしていたこともあって、登場人物に感情移入もしやすかったということもよかったかも。

 

ハイジというキャプテンと走(カケル)という2人が話の中心となっています。

この2人以外は基本的にはマラソンという観点でいうと素人ばかりです。

そして、ほぼ素人の軍団がなんと箱根駅伝を目指していくのです。

 

まるで、マラソン版ルーキーズみたいな設定ですね。

 

メンバーは10人となっていて、この10人が青竹荘という社宅みたいなところで過ごしているのですが、ご飯の手配や掃除などハイジがみんなの面倒をみているのです。

 

カケルの方は高校生時代は優秀なランナーだったのですが、先生を殴るという問題を起こしてしまった過去があるのです。

 

箱根駅伝までの予選突破をするまでのストーリーだったり、それぞれの登場人物の想いが伝わってきて、映画にはない面白さがてんこ盛りでした。

 

箱根駅伝は今まではほとんどみたことがなかったのですが、それぞれのランナーの想いを想像しながら次はみてみようと思います。

 

てか1カ月前に読んどきゃよかった!

 

てか、自分も走りたくなってきました!

 

ダイエットも兼ねて少しづつランニングをしよっかな。

 

コメント