暗幕のゲルニカを読み終えました。
原田マハさんの作品です。
原田マハさんの作品は12作目の読了です。
フィクションとノンフィクションが入り混じってて一見すべてがノンフィクションなのではと錯覚させられるくらいにリアルな感じがしました。
【登場人物】
瑤子:21世紀の方の主人公。夫を同時多発テロで亡くす
ピカソ:あの有名な画家です。女ったらしだったとは。。
ドラ:ピカソの愛人。「泣く女」という作品のモデル
【所感】
スケールが大きいからかどういう風に表現していいのかわからない!
絵画とかの芸術作品でも何かをうったえることができるものなんだなと改めて認識できました。
「ゲルニカ」というピカソの作品を通して20世紀のナチスドイツがいた戦乱の時期と、21世紀のアメリカの同時多発テロ・イラク戦争の時期をつながっていくというもの。
パリ万国博覧会のスペイン館へ提供するために、約350センチ×780センチもの大きな作品をピカソが仕上げたものが「ゲルニカ」なのですが、そこに込められた思いが戦争に対しての抵抗感。
そのことをとらえた誰かがイラク戦争時のときに「ゲルニカ」を隠した。
「ゲルニカ」で検索をしてみて絵をみたのですが、薄暗くて重たい印象を受けました。
う~ん、、、残念ながら自分にはここから伝わるメッセージが把握できない。。
たまに美術館に行くようになったのですが
今後は観覧するときにもう少し、作品からのメッセージを意識してみるようにしよう。。
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