玩具店の英雄/石持浅海

読書感想文

石持浅海さんのサラバ玩具店の英雄」を読み終えました。

 

石持浅海さんの作品は「見えない復讐」に続いて9作品目です。

 

何気に多くの本を読んでるんです。

 

推理モノ系の時はちょっと古畑任三郎に似てるというか、犯人に対しての対応が独特なのが好きなんですよね。

 

今回は座間味くんシリーズでした。

 

【主な登場人物】

座間味:主人公。座間味というのは本名じゃないんですよね。月の扉のときに、ハイジャックされた飛行機に乗ってたときに、沖縄のTシャツを着てたから、座間味がニックネームになったんだとか。

 

津久井操:科学警察研究所の職員。結婚を考えている恋人がいるんだとか。

 

大迫警視正:津久井の大先輩でお偉いさん

 

【所感】

基本、この3人がご飯を食べに行って、そこで過去に起きた事件を別の視点から見るって流れです。

 

わかる人はわかるかもやけど、新日本プロレスの内藤のファミレス談義に思えてなんか微笑ましかったです笑

 

やっぱこの人の作風は面白いなぁ。

変にこってりしてなくてあっさりとバッサリと話が進むから読みやすくて好きです。

 

まー、ちょっと座間味くんの推理力がありすぎる感はあるけど、そこはあえて目を瞑ります!

なんで、現場にもいなかって、話を聞いただけの間接的なことで分かるんやとかツッコミどころは満載やけどね。

 

短編もいいけど、推理モノはやっぱり長編で読みたいなと思ってしまいます。

 

座間味くんのように冷静かつ違った視点から物事を観れるようにがんばろう。

 

 

 

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