坂木司さんの「アンと青春」を読み終わりました。
坂木司さんの作品は「和菓子のアン」に続いて2作品目です。
そうです、今回は和菓子のアンの続編なんです!
ホッコリした内容やったし、自分も主人公のアンちゃんの魅力に惹かれてしまったし、また読んでみたくなったので、読みました!
なんか、瞬間で読み終えたのでちょっともったいない気もしましたが笑
続編となると、ダラけてというか得てして前作よりは面白くないってことが多いのですが、今回の話も前回に引けをとらないくらいに面白かった!
和菓子自体にもますます興味を持ってしまいました!
【主な登場人物】
アンちゃん:言わずと知れた物語の主人公。本名は梅本杏子
立花:アンちゃんが密かにいいと思ってる男性。ただ、女性チックな一面も持ってたり、空気を読めない言動をすることが多々あり。
椿:店長。しっかり者だが、投資にハマってる人。今回はそんなに目立たなかった。
三太:江戸っ子風の渋い男。言葉遣いは荒々しいけど、根はいい人。
「甘酒屋の荷」の意味はなかなかおもろいやん!
【所感】
当然と言えば当然かもですが、前作からは随分とアンちゃんも成長をしていました。
話の終わり頃にはもう立派な和菓子の販売員ですよ。
和菓子に秘められた想いを想像して、無事に、ある出来事に決着をつけることも出来たわけですから。
立花くんの過去の出来事で微妙に重い内容でもあったけど、それを含めてもしっかりと和菓子と掛け合わせた形で話が出来ていて良かったなと思いました。
ちなみにこの写真は、前作を読んだあとに、どうしても和菓子が食べたくなって買ったものです^_^
すごく美味しかったです!
店員さんはちょっと素っ気ない感じだったのが、残念でしたが笑
きっと、アンちゃんから買ったら、もっと美味しく食べれたんじゃないかと思ってる今日この頃です。
てか、そこ大事なポイントやと思う!
いくら、美味しくても店員さんが無愛想やったら二度と来たくなくなるもんね。
あと、昨年に旅行に行った21世紀美術館が出てきたのもまた親近感を覚えました。
あっ、ここ知ってる!
みたいな。
↓ここ
京都といい金沢といい古風なところは必然的に和菓子とはマッチングするんでしょうね。
読後感も良かったし、いい作品に巡り会えたのには感謝です^_^
コメント