宮部みゆき/悲嘆の門(上)

読書感想文

宮部みゆきさんの「悲嘆の門(上)」を読み終わりました。

 

宮部みゆきさんの作品は「さよならの儀式」に続いて12作品目の読了です。

 

上下巻に渡っての長編小説!

 

これは読み応えもありそうです!

孝太郎という、ネット系の会社でアルバイトをしている大学生が主人公のお話。

 

いじめ?

 

殺人事件?

 

 

ファンタジー?

 

いずれにしろ、最初からきな臭い雰囲気ぷんぷんで物語はスタートしました。

 

主な登場人物

三島孝太郎:主人公。大学生で友人に誘われてネット上でパトロールをするような職場でアルバイトをすることになった。

 

都築:元刑事。追々孝太郎と行動を共にすることになる。

 

所感

これは猟奇的な殺人事件なのか?それともファンタジーなのか?

 

どちらなんだろうと思いながら、読み進めてました。

 

宮部みゆきさんの作品って上手く言えないけど、なんか安定感を感じるんですよね。

 

スラスラと読みやすいし。

 

おそらくは一つ一つの描写が丁寧なんでしょうね。

 

今回は色んな出来事が各箇所で起こっているわけなんですよね。

 

母子家庭の親子の母ちゃんが突然亡くなったり。

 

浮浪者の人が突然いなくなったり。

 

しかも、主人公の孝太郎のよき友人が突然行方をくらませたり。

 

かと思いきや、世間では死体の体を切断するような事件が4件5件と発生したり。

 

かと思いきや、ガーゴイルとかいう怪物がいるんだとか。

 

ガーゴイルといえば、ドラクエに出てくるモンスターを想像したり。

 

孝太郎の身の回りにいろんなことがいっぱい起きるんやけど、ああだこうだしているうちに、バイト先にいた孝太郎が恋焦がれている女性が殺されてしまったのです。

 

なんか、駆け足に物語が進んでいってて、しかもこらから!

っていいところで上巻は終わり。

 

くぅ〜、そそるわ〜!

 

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