小野不由美さんの「魔性の子」を読み終わりました。
小野不由美さんの代表作の1つである「十二国記」の中の1作品です。
「十二国記」に関しては、一通り全部読んだのですが、もう一度読み直したいなと思っての再度の読了となります。
今年は映画にしても漫画にしても読書にしても、今までに触れてきたものを再度見返そう!ということをテーマに掲げて生きています。
というもの、勉強もそうだと思うのですが、繰り返し実行していくことで、頭にインプットされやすくなりますので、面白いものはどんどんと吸収していこうと思うようになったからです。
十二国記は基本的には異世界の話なのですが、今回の「魔性の子」の舞台は現実世界での話になっています。
主な登場人物は、教育実習生の広瀬と、何やら怪しげな雰囲気を醸し出している高里という生徒の2人が中心となっています。
この、高里という生徒に何か嫌がらせをした人は、大けがを追ったり、人によってはお亡くなりになってしまうんです。
そして、高里には1年間ほど神隠しにあっていた過去があるんだとか。
(その神隠しにあってた期間で十二国記の世界にいってたのかどうかは?)
個人的には高里みたいないわくつきの人物には触れたくないのですが、広瀬はなぜか高里のことをかまってあげるんです。
そういうこともあって、あまり人を信用してなさそうな高里も広瀬には少しづつ心を開いていくことになるんですよね。
と、そうこうしているうちに、マスコミに、高里のいわくがついている件についてかぎつけられてしまうのです。そしてタイミングの悪いことに、このタイミングで高里のご家族もお亡くなりになってしまうんです。
これは果たして高里自身が起こしていることなのか、もしくは異世界の人が引き起こしているのか?
推理小説も面白いですが、こういうファンタジーな世界観って面白いですね。
んなわけねーやん!
っていうツッコミもしなくていいのでw
で、この高里は記憶を取り戻していくのですが、なんとあのタイキやったんですね。
こういった肝心なところも忘れてしまってるという不甲斐なさ、、
次巻からはいよいよ十二国記の世界を楽しめるんですよね!
現実の世界と異世界がどのようにつながっていくのかを、この読書感想文を通してもしっかりとメモしながら把握していきたいなと思います!