塩田武士/騙し絵の牙

読書感想文

塩田武士さんの「騙し絵の牙」を読み終わりました。

 

塩田武士さんの作品は「デルタの羊」に続いて3作品目の読了です。

 

出版業界を舞台にしたお話ですかね。

リアルに近いような世界観を感じれて面白かったです!

 

映画化もされるみたいで、2021年3月26日より公開なんだとか。

 

どうでもいい妄想ですが、自分も売れっ子の作家さんやマンガ家さんになって、一度でいいから夜の接待でチヤホヤされてみたいw

 

ってこの時期不謹慎な発言ですね(><)

 

主人公は速水という人で、映画では大泉洋さんが演じているキャラです。

この速水が人当たりが良かったり、コミュ力がすごいんですよね。

そして、部下を守るという気概も尊敬するに値する価値観も持ってるんです。

 

 

そんな速水ですが、順風満帆な社会人生活を送れているわけではなくて、なかなかな波乱万丈な展開が待っているんです。

 

それは公私ともに大変なことになっているのです。

 

どこの世界にも派閥とか権力争いってあるもので、立場的に色々な人と接することの多い、速水ともなるとそういった争いごとにも必然的に巻き込まれていきますよね。

 

ちなみに、小説と映画だと登場人物が微妙に違うんですね。

映画化されているものは、登場人物増をイメージしやすくするためにキャストを確認したりするのですが。

 

主人公の速水を演じているのが大泉洋さんというのはぴったりだと思いますw

 

そんな速水も仕事面だけでなく、家庭の面でも苦労を味わうのです。

と言っても自業自得な面もなくはないような気がしますが。

 

公私ともに問題は発生しますが、速水がどういう風に切り抜けていくのか?

 

なかなか面白い展開のお話でした!

 

 

 

 

 

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