ドンウィンズロウの「ダフォース」を読み終わりました。
ドンウィンズロウの作品は「報復」に続いて3作品目の読了です。
今回もまたハードボイルドな内容で、かっこよかったです!
ゴッドファーザーのような警察小説という触れ込みがあったけど、そもそもゴッドファーザーは見たことが無かったけど、それでも面白く感じれました。
ダフォースというのは麻薬や銃を取り締まる専門部隊といったところでしょうか。
どんな展開で進んでいくのか?
主な登場人物
マローン:主人公の刑事さん。2人の子供がいるがシーラという性格キツめの奥さんと別れた人。
サイクス:警部でお偉いさん。ただ、裏がいっぱいありそうな奴。
所感
麻薬に銃に黒人に対しての人種差別であったり、この話は現代のことではあるけど、今もアメリカの社会はこんな感じなんですかね?
警察のお偉いさんも悪いやつと繋がってそうやし。
いつの時代も対して時代背景は変わらないのかなと思いながらも読み進めてました。
今回の主人公のマローンは優秀な刑事で人気者らしいのですが、ふとしたことからどんどんと落ち目になっていくわけなんです。
マローンは自称?刑事の王として君臨してて、犯罪とかを憎んではいるけど、マローン自身が悪の強い刑事なので、変なことにも巻き込まれていくわけなんですよね。
つい先日読んだ、柚月裕子さんの「虎狼の血」に出てきた大上みたいな感じなんでしょうか。
毒には毒を持って制すとはいいますが、個人的にはこういった刑事は嫌いではないけど、やっぱり不安にも思ってしまいます。
上巻・下巻ともにボリュームも多くて読みごたえがある内容です。
面白い反面、重い気持ちもなったり。
これから後半戦
どんな展開が待っているか楽しみです。
虎狼の血と似たような結末が待っていそうです。。
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