沖田正午さんの「おれは百歳、あたしも百歳」を読み終わりました。
沖田正午さんの作品は初読了です。
まあ、これからの時代を先取りしたといいますか、生々しくもあり、本当にそんな時代が来るのかなと戦々恐々な思いで読んでました。
時代は今から30年後の世界観なので、その頃の自分は70歳くらい。
老老介護ならぬ百百介護。
自分は10歳とか小学生の頃の印象で
20代は大人
30代は立派な大人
40代は頑固な大人
50代は初老
60代は立派なお年寄り
70代はそろそろ、、
90代ともなると大往生
というイメージがあったけど、今回の物語は100歳超えをしている人たちを題材にしたお話。
任三郎という100歳手前の人が主人公で、伴子という伴侶と130歳を超えたお母さんと、息子夫妻たちと一つ屋根の下で暮らしをしているのです。
そこにふとしたことから、任三郎の兄も一緒に住むことになって、なんと一家の平均寿命が70オーバー!
そういや、アメリカの民主党の大統領選の候補者は大半の人が70オーバーですもんね。
現実でもそういう世の中が来てるということなんですかね。
まあ、みんな100歳になっても元気なんですよね。
時には恋をしたりもするし。
そして、小説家としても活躍をしようとしたり。
そして、そういう活力が滲み出てるときっと周りにもいい影響が出るんでしょうね。
数十年疎遠だった、実の息子の次男房と仲直し出来たり、一見は引きこもりだった、孫が打ち解け始めたり。
この本のように80歳を超えても働いていたり、いつまでも若々しく生きられる時代はくるのかな?
当面の自分の目標は70歳で500gのステーキを食べれることを維持すること!
まだまだがんばるぞ!
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