米澤穂信/氷菓

読書感想文

米澤穂信さんの「氷菓」を読み終えました。

 

米澤穂信さんの作品は「本と鍵の季節」に続いて2作品目の読了です。

 

前回が米澤穂信さんの最新作を読んで、今回はデビュー作を読んでなので、なんか不思議な感覚です。

 

本と鍵の季節」と近しい感じで2人の高校生の男子を中心に話が進んでいくっていう内容でした。

 

あと、今回は女性2名も含めた4人の男女が中心となっておりなす話でございます。

 

図書館を舞台にした謎解きみたいな内容も近しい感じでしたね。

 

デビュー作とのことですが、すごく読みやすくて、ここに米澤穂信さんの原点があるんだ!

 

って思うとなんかちょっと得した気分でございます。

 

【主な登場人物】

折木奉太郎:主人公で省エネ系の人物。ただ、謎解きなど頭は切れる存在。

 

福部 里志:奉太郎の友達。節々にいいところはあったけど、基本的には所詮脇役か。

 

千反田 える:今回の話のヒロイン。名前が姓名ともに変わっている。この人の叔父にまつわることがポイントとなる。

 

伊原 摩耶花:いけ好かないシュッとした女性。きっと友達にはなれないんやろうなと思ってしまう。

 

【所感】

古典部って初めて聞いた!

 

そんな部活があるんや。

 

いくつかの章に分かれての推理物ですが、自分の高校生時代の頃と比較するとそんなことあるかなって想像はつきにくかったんやけど、なんか面白い!

 

これってシリーズものなんやろうか?

 

調べたらシリーズものやった!

 

しかも漫画にもなってる!?

 

 

 

奉太郎の頭の回転の速さがすごいし、そして省エネ系のシュッとした奴なんやけど、なんか好印象をもってしまう。

 

 

これもきっと作者のマジックに違いない!

 

 

一つ一つの話も短いからそんなに凝った謎ってわけでもないけど、端的にまとまってるのでそういった点でも読みやすかったです。

 

米澤さんの本はすいすいと入ってくるので、その他の本も読んでみよっかな!

 

 

【過去の米澤穂信さんの作品の感想文】

↓本と鍵の季節

 

 

 

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