志駕晃さんの「スマホを落としただけなのに戦慄するメガロポリス」を読み終えたので読書感想文を書きます。
志駕さんの作品は「オレオレの巣窟」に続いて5作品目の読了です。
そしてこの「スマホを落としただけなのに」でいうと3作品目の読了となります。
自分にとっては印象に残る作品の1つで、映画化もされてて続編をすごく楽しみにしていたので本屋さんで見つけたときはめっちゃ嬉しかったです!
よっ!待ってました!
主な登場人物
粟野有希:今回のヒロイン的な立ち位置の人。有希がとある男性のスマホを拾ったことがきっかけでその男性とお付き合いをすることに。
桐野:神奈川県警のサイバーセキュリティ課みたいなところに配属されている人。
浦井:本名は不明。サイバーを駆使していろんな悪いことをしているやつ。一度捕まったけど、うまいこと脱走した。
所感
今回は国を飛び越えて隣国(本の中では名指しをしていましたが、なんとなく怖いので実名は伏せておきます)にまで影響を及ぼしてってことでスケールが大きくなってるし!
ある意味、このシリーズの主人公といえる浦井(仮名)が今回も暗躍をするんですよね。
しかも舞台は日本のオリンピックをターゲットにするんだとか。
個人的にも今年のオリンピックのチケット(ラグビー)が当たって観戦予定だけに他人ごとじゃなく、本当にこの本を読んで怖くなりました。
面白かったけど、「スマホを落とした、、」というタイトルと本の中身が乖離してってるような気がしました。
あんまりこのタイトルに沿った内容じゃないぞ。ってね。
しかも、国を跨ってのスケールの大きな話になってたから、身近に起こりうる恐怖という面も薄れてるので、ハラハラドキドキはなかったかなぁ。
でも、また次回につながる感じで終わってるからこのシリーズはまだまだ続きそうですね!
↓スマホを落としただけなのに(1作品目)
↓スマホを落としただけなのに(囚われの殺人鬼)(2作品目)
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