辻村深月/クローバーナイト

読書感想文

辻村深月さんの「クローバーナイト」を読み終わったので読書感想文を書きます。

 

辻村深月さんの作品は「ツナグ 想い人の心得」に続いて14作品目の読了です。

 

 

今回は裕と志保と莉枝未と琉大の鶴峯家4人家族を中心としたお話で、いくつかの章に渡ってそれぞれのテーマがあるといった構成です。

 

クローバーは平和の象徴で、三つ葉にしても四つ葉にしても家族をあらわしている。

 

その中で親はこのクローバーを守る門番みたいなものということで、クローバーナイト。

 

なんかかっこいい!

 

ホカツ(保活)ってのがあるんですね。

 

なんとなく周りの人から聞いたことはあるけど、あらためて大変なんだなと認識出来ました。

 

自分が子供の頃ってそんな問題は無かったような気もするけど、本当はあったんですかね。

 

ホカツのために離婚までする人もいるって考えられへん!

 

 

全体的に話がリアルなので勉強にもなりますね。

 

 

お受験もそうです。

 

小学生に入る前から戦いは始まってるんですね。

 

いや、ひょっとしたら生まれた瞬間から戦いは始まってるのかも。

 

それは子供だけじゃなく親も含めての戦い。

 

ママ友やパパ友は楽しそうな一面はあるとは思うけど、噂話とか嫌がらせとか面倒なことの方が大きいような気がします。

 

なるほどなぁ

 

と思いつつ読み進めてたら、いつの間にか最後の章になってました。

 

それまでは家族って親族や周りの人たちとの付き合いもあったりで大変やなと思ってたけど、最後は家族の温かみを感じれて良かったです。

 

クローバーナイトの話のくだりは感動しました。

 

自分は幸いにも家族には恵まれてるので、これからも大切にしていこうと思えました。

 

 

いいお話でした!

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