小野不由美さんの「十二国記 月の影 影の海」を読み終わりました。
小野不由美さんの作品は「十二国記 白銀の玄の月(2巻)」に続いて4作品目の読了です。
そうなんです。「十二国記 白銀の玄の月」で初めて十二国記と出会ったのですがあまりにも面白かったので1巻から読もうと思って、今回にいたります。
いや~、この物語をこれから最初から読めるのは我ながら幸せものだなって思います!
どんな展開からスタートしたのか楽しみにしてたのですが、読み始めから予想外の展開でスタートしてたのでビックリでしたが、予想通りに面白かったです。
主な登場人物
中嶋陽子:高校生の女の子。今回の主人公でしょうかね。髪はなぜか赤いらしい。そのこともあって、高校の先生に目をつけられたり。
ケイキ:そんな陽子を突然、迎えに来た変な人。
所感
この世界の物語では「日本」という国は存在をしていたのですね。陽子という日本の女の子が主人公にもなってるし。
そして、位置的には中国にあたるところが架空の国として設定されているわけなんですよね。
陽子はタイムスリップをしたんでしょうか。
しかもちょっとゆがんだ形で。
というもの、この架空の国も世界で知り合った松山というおじいさんは1945年7月の時代からタイムスリップしてきたみたいですからね。
陽子も本当に大変です。
なんせこの異世界で裏切られの連続ですからね。
そうして人は大きく成長していくのかは分からないですが、ただでさえ知らない異世界に来てしまってるんですから、誰か心のよりどころとなる人がいてほしいですよね。
それが陽子にとってはケイキなんでしょうけど、そのケイキはどこかに行ってしまったわけで。。
代わりに陽子には厭味ったらしいサルがまとわりついてるんですから、ストレスもたまるっちゅうねん。
しかも、陽子が存在していた世界でも陽子はぞんざいに扱われてるみたいやし、心折れるっちゅうねん。
ちなみに、今回の舞台となってる国は「慶」という国と「巧」という国です。
この十二国記の地図でいうと右下あたりらしいです。
ちなみに自分が先に読んでしまった最新刊の「白銀の墟 玄の月」とのつながりは今のところはないです。
なにはともあれ、この先、陽子にはどんな事態が待ち受けているのか楽しみです!
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