東野圭吾さんの「恋のゴンドラ」を読み終わったので読書感想文を書きます。
東野圭吾さんの作品は「危険なビーナス」に続いて64作品目の読了です。
今回はスキー場を舞台にした8つからなる短編集でした。
東野圭吾さんの本ってスキー場を舞台にしたお話が多いんですよね。
今回はどんな展開が待ってるのか楽しみ。
ゴンドラ
結婚を決意した男が浮気に走ってしまう話。
婚約もしたのに、主人公の男は合コンに行ってしまい、そこで知り合った女性と泊まりがけでスキー場に行くことに。
ゴンドラに乗ったときに、他のお客さんと相乗りになったときに、なんとそのなかに婚約者の女性がいるんです。
まるで、昔あったロンドンハーツの企画みたいな展開に!
ガチンコファイトクラブ風に言うと、いったいどうなってしまうのか!?
と言ったところでしょうか。
その主人公の男の名は広太。
そして、婚約者の名前は美幸。
浮気相手の女性の名は桃実。
なんと、その美幸と桃実がまさかの友達っていうのも、またまたすごい展開に。
結局は広太と美幸の婚約は一旦はダメになるものの、その後、広太が土下座をして謝ったとかで、結婚はすることに。
ただ、浮気性の男は懲りないものなんですよね。
また、別の話の「ニアミス」のときに、別の女性に手を出そうとするわけです。
まるで、狩野英孝のような懲りなさぶり。
どうしようもない奴とは思いつつも男目線でみると、なんか面白くネタになる奴って感じかな。
まさに、本能に忠実に生きてる感じがして嫌いにはなれないかも。
ただ、女性目線だと、見境のないどうしようもない奴ってなるんでしょうかね。
一方では、もう一つ別の話が進んでて、日田くんという、広太とは真逆のモテないくん。
モテないくんというか、空気が読めないというか。
振られっぱなしの人生を歩んでるわけです。
ただ、日田くんはいい奴なんですよね。
きっと日田くんも友達になれそうな予感がします。
東野圭吾さんはスキー場での話が多いなと思ってたら、以前に登場した根津さんというキャラが登場してきたのにはビックリしました!
映画にもなった本やったけど、それも面白かったなぁ。
今年の冬はスキーに行ってみたくなりました。
この恋のゴンドラは読みやすくスイスイとすぐに読めました。
コメント