恩田陸/ネクロポリス(下)

読書感想文

恩田陸さんの「ネクロポリス(下)」を読み終わりました。

 

上巻から一気に話が進んだ感じがしました。

読めば読むほど、どんな結末を迎えるのか!?という好奇心をすごく刺激されました!

 

連続殺人事件の犯人はいったい誰なのか!?

 

ひょっとしたら主人公のジュン自身なんじゃないか!?

と思いつつ読みましたが、結末はまぁ。。。。

 

 

主な登場人物

ジュン:主人公。お客さんという名の死者をよく目撃する。

 

テリー:ジミーという名の弟がいて、テリーはお兄ちゃんの方。ジミーちゃんは突然行方をくらますことに。

 

 

トーマス:メアリの元旦那さん。主人公のジュンと妙に波長が合ってる。

 

サマンサ:ジュンの部屋に突然に表れた女の子。どうやら、このサマンサの父ちゃんはサマンサいわく、ジュンに似てるんだとか。ちなみに突然部屋に現れただけに「お客さん」ではないかと推測。

 

ラインマン:クロという犬のペットを連れている。あとねーちゃんもいる。

 

所感

血塗れジャックは誰なのか?!

 

そして、突然にこの血塗れジャックに殺されたという5人の人が現れるわけなのですが、誰もその顔を覚えてないと言ってるんです。

 

お客さん(死人)はうそをつかないから本当に覚えてないってことなんですよね。

 

ただ、ジミーらしき人が犯人だとか?

まあ、行方をくらませたりしてたらそう思われても仕方ないですよね。

 

 

そんなこんなしてるときに、怪談を話すイベントがあったりとか。

 

「百物語」とか懐かしいなぁ。30年前ぶりに聞きましたよ。

当時は怖くて「百物語」を聞くのはイヤでしたけど。。

 

 

で、犯人は?

 

そこに収まったか!

 

って結末でした。

 

慣れないファンタジー系だけに犯人を当てるのは難しかったです。

 

そもそも犯人どうこうって感じでもなかったですしね。

 

何はともあれ恩田陸さん作品にこれからハマっていきます!

 



コメント