新海誠さんの「天気の子」を読み終わりました。
新海誠さんの本は初めて読みました。
映画ではあの有名な「君の名は。」を見たことはあったのですが。
正直あんまり読むつもりはなかったのですが、なんとなく流行りに乗ろうと思って読んでみました。
面白かったら映画でもみようかなとも思って、読み進めました。
主な登場人物
森嶋穂高:主人公の高校1年生の男の子。とある島から家出をしてはるばる東京へやってきた。お金もないこともあって一時期ネット難民になっていた。
須賀圭介:チャラチャラした感じのライターさん。ただ、仕事に対してはストイックなところもある。離婚経験があって娘がいるみたい。
夏美:圭介のところで一緒に働いてる女性。色っぽいらしい。頼りになるお姉さん。
天野陽菜:ヒロイン。天気を晴れにしたり操れるんだとか。
凪:陽菜の弟。小学生にしてはませた子供。しっかりした子供!
所感
今年の天気は梅雨時だったとはいえ、ずっと雨が降ってたような気がします。
そんなときに、晴れ女?を題材にしたこの本に巡り合いました。
この本の世界の中でもずっと雨が降り続いてるって設定でした。
晴れにすることが出来るのが、陽菜というわけです。
全体的にストーリーに無理があったような気がしました。
あと、内容も正直しっくりと来なかったです。
ひねくれた感覚で読んでしまったからでしょうかね。
主人公の穂高くんが警察に追われる身になってるって設定もなんか強引なような気がしました。
拾ったとはいえ、拳銃を持ってた疑いもあって追われたりとかね。
警官の描写も「リーゼント」の警官ってやたらとリーゼントを押してたけど、ストーリーの中に「リーゼント」を押す必要もなかったような気がします。
あと、陽菜は晴れにすることが出来るみたいやけど、晴れにしたら陽菜の存在が無くなってしまうって設定もちょっとなぁ。。
結局、主人公の穂高は陽菜と離れたくないがために、陽菜を連れ戻しにいくわけなんですよね。
で、その結果、またずっと雨が降り続く状況が続いてしまうって・・
映画でみたらまた印象は変わってくるのかもですが、どうなんでしょ。。。
個人的にはちょっと残念な感じでした。
否定的な感想にはなってしまいましたが、好みの問題もあるとは思います!
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