小川一水さんの「天冥の標〈1〉―メニー・メニー・シープ〈上〉」を読み終えました。
小川一水さんの作品は初めて読むのですが、全17冊もある超大作です!
他の本も読みたいので、他のやつも読みつつ「天冥の標」を読もうと思うのでシリーズを読み終わるのに半年くらいはかかりそうです。
そして、今回は記念すべき1冊目です!
この物語の中に長時間没頭出来るとかと思うとテンションが上がります!
舞台は西暦2803年です。
今回のタイトルになっている「メニー・メニー・シープ」というのは地球から移ってきて入植している惑星の名前だそうです。
入植してかれこれ300年が経つんだとか。
う~ん、、、これだけでも壮大なスケールが想像出来てしまう!
主な登場人物
セアキ・カドム:セナーセー市というところに住んでるお医者さん。
アクリラ:「海の一統」の航海長。跡取り息子なのできっとボンボン。
イサリ:人間の形はしているけど怪物。
エランカ:植民地議会の議員さん。責任感もあって感じは良さそう。
所感
今から約800年後の世界でしかも地球以外の惑星に住んでる人たちの話。
中には人型ロボットも混じってる世界観。
いや~、まさにSFの世界ですよ。
なんか、でもそうは言っても人の営みなので、最初は仲良くしてても結局は権力を持ってる人が悪いやつだったらイヤな世界になるんだなって思ったりもして。
節電を強制なんかしたりしてるしや。
電気が供給できなくなったら人型のロボットは動かなくなってしまう。
人造人間いわく「そんなことは考えたことないよ!人間も空気がなくなったらなんて想像しないでしょ?」
切ないというかなんというか。。
さて、今回の巻のキーマンはカドムとエランカの2人でしょうか。
2人ともに正義感は強そう。そして真面目。
恋人たち(ラバーズ)とはアンドロイドみたい。
なんか人間よりも人間味があるような気がする。
ラゴスとかベンクトとか。
さー、壮大な物語の始まりです!
しっかりと心に刻んでいきます!
出発!
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