伊坂幸太郎 /ペッパーズゴースト

読書感想文

伊坂幸太郎さんの「ペッパーズゴースト」を読み終わりました。

 

伊坂幸太郎さんは新刊が出たときは、即購入しているくらいに好きな作家さんです。

 

と言っても伊坂幸太郎さんは当たり外れの落差が大きいような気もしています。

今回はすごい面白かったです!

 

飛沫感染を受けると予知夢を見れるという先生を中心とした物語。

予知夢といえば、最近、たつき諒先生の「私が見た未来」を漫画で読んだばかりなので興味しんしん。

 

冒頭に猫を虐待していた奴に対しての制裁の話があったり。

その話がどのように回収されていくのか?

 

制裁をする話の方はロシアンブルというネガティブ思考のキャラと、アメショーというポジティブ思考のキャラの2人が登場人物となっています。

 

こういったキャラ設定も、伊坂さんらしいところですね。

 

と言っても、この2人が登場する話は、主人公の先生の教え子が書いた物語に登場してくるものなんですけどね。

 

マイク育馬というテレビ司会者のせいで、ある事件が取り返しのつかない状況になった話が出てきます。

変に犯人を刺激をしてしまったせいで、爆弾事件へとことが大きくなってしまったとか。

 

実際の世界と、物語の世界が入り混じった感じもして、途中、話の方向性を見失いそうにはなりましたが、最後はうまく着地!

 

節々に伊坂節が出てとても

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