小野不由美さんの「十二国記 白銀の墟 玄の月(3)」を読み終えたので読書感想文を書きます。
いよいよこの十二国記シリーズもラスト2です!
時間かけて読んだつもりですが、それでもあっという間に読み終わった感があります。
それほどこのシリーズにハマったということなんですかね。
今回は戴国を中心とした、泰麒・李斎・阿選・驍宗を中心としたお話。
驍宗は本当に死んでしまったのか?
阿選は本当に王に就任したのか?
色んななぞや疑問が解き明かされていくわけです。
ワクワクしますねっ!
主な登場人物
泰麒:戴国の麒麟。このシリーズの最初の頃はおろおろとした子供だったのに、今やしっかりとした考えもあって、時にはあざとい感じの対応をしたりと立派になったものです。
阿選:驍宗に嫉妬をしていた?もともと驍宗のことはライバルと思ってたけど、驍宗は阿選のことをそのような目で見てないということに対してのやっかみをもっている。
驍宗:泰麒によって王に任命されたが行方をくらませてしまっている。
李斎:驍宗一派。阿選には謀反を起こした罪を着せられたりと折り合いが悪い。ちなみに李斎は女性で片腕がない。
所感
いつの間にか驍宗のファンになってました。
驍宗が生きてる!
って分かったときはなんか嬉しかったですね。
しっかりと耐え忍び、反撃の機会を待ってるような気がしてかっこいい!
一方、阿選の方も悪い奴になってしまってるけど、なんか憎めない。
それは阿選が嫉妬やプライドを傷つけられたことからくる人としての心情そのまんまに行動してる気がして、気持ちが分かるからかも。
それに相手は、偉大なる王である驍宗!
そりゃあ、そうなりますよ。
むしろ、この驍宗をライバルとして意識できるだけでもすごいことなんじゃないかと思います。
いずれにしろ、次が最終巻。
どんな展開になっても満足の出来る結果になりそうです。
最初にこの十二国記を読んだのが白銀の墟 玄の月の1巻でした。
その時の自分の読書感想文にはこんな予測が書かれてました。
【過去の感想文】
ひょっとしたら、阿選は悪い奴ではなくていい奴なんじゃないかと思ってます。
逆に驍宗が本当は悪いやつで、だからこそ阿選は驍宗を懲らしめた。
みたいな。
でも、阿選は心を痛めてしまい、引きこもりになった。
みたいな。
う~ん、、、われながら先見の明がないですなぁ(苦笑)
過去の読書感想文
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