小野不由美さんの「十二国記華胥の幽夢」を読み終えたので読書感想文を書きます。
この十二国記ですが、自分は最新刊から読んでしまって、それでも面白かったので物語の最初から遡りで読み始めてるのですが、ついにあの阿選が出てきたので、ドキドキ!
そして、またまた泰麒や驍宗が出てくるんです。
再度おさらいがてらにアニメでも見て、登場人物のイメージも膨らみやすくなってるので、読み進めるのも楽しみでございます。
どんな展開になっていくのか楽しみです!
主な登場人物
泰麒:戴というクニの麒麟。麒麟はそのクニの王を選べるのだが、泰麒は強面の驍宗を王に選んだ。
月溪:仲韃という残虐な王を倒した人。
楽俊:陽子が心の拠り所としてる半獣。ムードメーカー的な存在だが、影では相当に苦労とか努力をしている。
砥尚:読み名は「ししよう」。めっちゃ頭はいいらしい。
利広:もう何十年も生きててクニが滅んでいく姿も何度も目にしているらしい。国が傾いてるとき、住民たちが妙に明るくなってるとのこと。
所感
戴国の泰麒は十二国記の地図でいうところの真反対にある漣という国に向けて旅立っていったり、陽子と楽俊との固い絆を確認できたり、仲燵という王が討たれたこたが描かれたりと今までのお話のまとめみたいな感じでした。
逆にいうとそろそろ終息に向かってるってことなんかなとも感じました。
てか短編集ですかね。
「冬栄」という章では泰麒や驍宗が、「乗月」では仲達や月溪が、「書簡」では陽子や楽俊が、そして今回の本のタイトルになってる「華胥」では砥尚が、「帰山」ではが利広が主人公となってます。
短編集では読書感想文を書くのも難しいので、今回はこのへんで。
過去の読書感想文
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