小野不由美さんの「白銀の墟 玄の月2」を読み終えたので読書感想文を書きます。
だんだんと読むのにも慣れてきて、状況も掴めてきたこともあって、そのことでこの物語がますます面白くなってきました!
驍宗は本当に亡くなってしまったのか?
どんな展開が待ってるか楽しみです!
主な登場人物
項梁:主人公じゃないかと思うくらいのキーマン。泰麒に従えていて、阿選という悪い奴に白圭宮というところで拘束されている。
李斎:変わらず驍宗の行方を追っている。去思と酆都ともに行動をしている。
阿選:驍宗をどこかに追いやってお偉いさんに登りつめたものの、政に興味を無くしているアカンやつ。
驍宗:阿選の前の王で、阿選に殺されたとされているが、白雉が落ちてないということで実は生きてるんじゃないか説もあったり。
所感
なんか全体的に、特に泰麒や阿選がどの方向に向かってるのかが分からない。
そんなこんなな状態なので、戴(たい)という国はどんどんとダメになっていく。
項梁や李斎もほんともどかしくて心苦しいでしょうね。
歴史もののファンタジーな内容ではあるものの、まるで推理小説のような展開です。
ひょっとしたら、阿選は悪い奴ではなくていい奴なんじゃないかと思ってます。
逆に驍宗が本当は悪いやつで、だからこそ阿選は驍宗を懲らしめた。
みたいな。
でも、阿選は心を痛めてしまい、引きこもりになった。
みたいな。
本の中に節々に出てくる絵がかっこいいんです!
白銀の墟の第1巻の表紙は泰麒で、2巻の表紙は驍宗らしいです。
ちなみに第3巻は李斎で、第4巻は阿選なんだそうです。
うぅ!かっこいい!
ん?
泰麒→驍宗→李斎→阿選という順番になってますが、驍宗と阿選の間に李斎が挟まっている。
これが何か関係あるんですかね??
いずれにしろ第3巻が待ち遠しいです。
過去の作品は読んだことないからそっちも読みたいし。
「十二国記」だけでも読むのに忙しくなりそうです。
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