知念実希人さんの「時限病棟」を読み終わりました。
知念実希人さんの作品は「仮面病棟」に続いて2作品目の読了です。
男2人、女3人の合計5人が何者かに病院に閉じ込められてるところから話はスタート。
こういう話はけっこう好きだから楽しみです!
しかも、今年の夏はホラー系や怖い話を読んだり見たりしまくろうと思ってるだけにより一層楽しみにしてます!
主な登場人物
倉田梓:主人公。気がついたときには病院のベッドの上に寝かされていた。
月村:5人の中ではリーダー的な存在。
桜庭:前作で犯人にされた男の元妻。
小早川:医者。口は悪いし、結構、強引な性格をしている。ただ、そうは言ってもまとを得た発言はしている。
七海:5人の中では1番目立たない存在だか、そういった人に限って何かどんでん返しの要素を抱えているかも。
所感
いきなり拉致されてよく分からない病院に閉じ込められてたら、もうそれだけで恐怖ですよね。
しかも、時間が来たら爆弾が爆発するかもみたいな設定もあり。
しかも、顔見知りじゃない男女5人が集まってのことやし、双方で疑心暗鬼にもなったりしますよ。
そんなこんなしているうちに、祖父江というジャーナリストもその病院内にいたのを発見。
前作と絡んでの何かしらのいわくをもってそうな奴なんですよね。
ちなみに男女5人は全員病院関係者。
ちなみにこの5人+祖父江を拉致したクラウンという奴はピエロを模して、次々と指示出しをしてくるんです。
謎解きゲームというのが一時流行ったみたいで、自分の後輩もそれにハマった時がありましたが、この本を読んでると面白そうだなとは思いました。
とは言ってもこの本の世界観の中では、面白そうなんて言ってる場合じゃないんですけどね。
この5人の関係というか接点が次々と明らかになっていくのですが、なんだかやるせない感じなんです。
途中から落ちも見え始めたりしましたしね。
最後、まだ続きそうな感じで終わりましたが、もう一捻り欲しいなとは思いました。
まっ、それでも面白かったですけどね!
仮面病棟もDVDで出てるし見よっかな。
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