アガサクリスティの「そして誰もいなくなった」を読み終わったので読書感想文を書きます。
アガサクリスティの作品は「スタイルズ荘の怪事件」に続いて4作品目の読了となります。
Twitterからの情報で名作だと教えてもらって読み進めたのですが、すごく面白かったです!
まさにこれぞ推理小説の原点って感じがしました。
兵隊島という孤島が舞台で、そこにエミールという謎の人物が10人の人物を招待したわけやけど、その10人が次々に居なくなっていく。
くぅ〜、すごくドキドキとハラハラしながら読めました!
所感
今回はポアロのような探偵さんがいなくて、ある意味全員が犠牲者になりえて全員が容疑者みたいな形になるんですかね。
そういった意味だと最初に犠牲者になった人が犯人だろうと勝手に決めつけてから読み始めました。
と思ってたら、最初の犠牲者が明らかにこいつは犯人にはなりえないやろうという、チャキチャキの男が殺されたんです。
あれれ、、
やっぱ探偵さんみたいな人がいないとなんか困惑してしまう、、
2人目、3人目とどんどんと犠牲者が出てくるわけです。
そして、今回の10人の登場人物になぞらえるように、この舞台となっている屋敷に置かれていた10体の人形も犠牲者の数と合わせる形で無くなっていくわけなんです。
もし、自分がこの現場にいたら発狂してしまうかも。。
でも、人数が減っていくごとに犯人が絞られていくわけですもんね。
でもでも、絞られるといってもそれでも全然わからん!
しまいには3人になったときは、実は登場人物の10人以外に島に潜んでる犯人がいるんじゃないかと疑ってしまうんです。
そして、2人になったときは、もうどっちかしかないわけで。
そして、1人残ったと思ったら、最後の1人もあれれ??
たしかに誰も居なくなってしまったやん!
完全にアガサクリスティと、この本の登場人物にしてやられました。
でも、結論を知ったときは、なるほど!
って納得。
名作と言われる所以がわかりました。
すごく面白かったです!
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