北野武さんの「首」を読み終えたので読書感想文を書きます。
北野武さんの作品は初めて読みました。
映画だと、アウトレイジを筆頭にいくつかみたことはあったのですが、本は初めて触れました。
北野武さんといえば、お笑いの時は危なっかしいくらいにアクティブですが、作り出す映画の世界観はどっちかいうと静かなイメージがあるのですが、本だとどんな世界観なのか楽しみで購入しました。
しかも、テーマは今年の大河ドラマにもなってる明智光秀を主人公としています。
明智光秀といえば、なぜ信長に謀反を起こしたのか諸説ありますが、それも歴史を楽しむ方法の一つかなとも思ってます。
歴史は元々好きで、小学生のときに習ったときと、現在で学んだときだと歴史観が違ってたりするから面白いですよね。
それに、どの登場人物の視点に立つかでも歴史観が変わるからまた面白い！
小学生の頃は大阪に住んでたということもあって、どっちかいうと豊臣秀吉が主役になることが多かったけど、今は東京に住んでるということもあって、豊臣秀吉は悪玉として取り上げられることが多いような気がする。
今回は明智光秀が主人公ということもあって、主人公になることの多い織田信長が悪玉みたいな感じで描かれてるので、なんか不思議な感じです。
明智光秀の謀反の理由には諸説あって、いろんな人がいろんな説を述べてる中、北野武さんの世界観がその中に合わさってこの本が構成されてるわけやけど、もう少し北野武さんの色を出してもいいんじゃないかなとも思いました。
まっ、改めて歴史の勉強にもなったし楽しめました。
今年の明智光秀を主人公とした大河ドラマ！
見るぞ！
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