住宅ローン減税に関して自分なりに情報を整理してみました。
<<目次>>
・そもそも住宅ローン減税とは?
・どういう人が対象になるの?
・どうやったら受けられるの?
・住宅ローン減税のメリット・デメリット
・FPさんのお話
・Q&A
①住宅ローンを借入れて住宅を取得する場合に、取得者の金利負担の軽減を図るための制度です。
今は銀行とかでお金を借りると金利が固定金利でも1.17%(2019/8時点)もかかるので、けっこう重荷なんですよね。
1.17%の金利って一見低いようにみえますが、積もり積もっていけばけっこう大きな額になっていくんですよ。
たとえば50,000,000円借りたとしたら、、
50,000,000円×1.17%=585,000円が年間の金利分の負担としてかかってくるんです。
で!
これが毎年積み重なっていくんですよね。
毎年借りた分を2,000,000円返したとして
1年目 50,000,000円×1.17%=585,000円
2年目 48,000,000円×1.17%=561,600円
3年目 46,000,000円×1.17%=538,200円
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これが30年ローンで返していくとなると果てしない金額になっていきますよね。
それを助けてくれるのがこの「住宅ローン減税」というヒーローなわけです。
②毎年の住宅ローン残高の1%を10年間、所得税から控除
ただし、このヒーローである「住宅ローン減税」も期限が設けられてるのです。
期限:10年間
ちなみに税額控除の割合は1.0%です。
1.0%でもけっこう大きいですよね!
1年目 50,000,000円×1.00%=500,000円
2年目 48,000,000円×1.00%=480,000円
3年目 46,000,000円×1.00%=460,000円
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くぅ~!
願わくばもう少し長い期間の適用であって欲しいですよね。
厳密には、所得税から控除されるものであって、所得税では控除しきれなかった分に関しては住民税から控除されるようになってるんです。
③控除を受けるためには確定申告が必要。
確定申告をしないと「住宅ローン減税」の恩恵を受けられないから必達でしないとです!
といっても「確定申告」って名前を聞くだけでひるんでしまいますよね。。
やり方はまた追々まとめていこうと思いますが、今言えることは出来るときに早めにやっておいた方がいいということですね。
でないと年末に近づいてくると税務署も混んで来るでしょうし、確定申告という作業がますますやっかいなものとなってしまいますので。
④令和元年10月の消費税率引上げにあわせて控除期間を13年間に拡充される。
なんと!
2019年10月から消費税が10%へ増税することもあって、この住宅ローン減税を受けられる期間が
10年から13年になるみたいです!
消費税が上がることでグッときてたので、この情報は朗報です!
ただし、住宅の購入期間が「2019年10月1日から2021年12月31日まで」となってるので、その点は要注意でございます。
中古住宅を購入してリノベーションをする人という前提でまとめています。
・築後年数20年以内の木造住宅。マンションなど、耐火建築物は築後25年以内であること。
→あっぶねー!
安く購入するために築年数はあんまり気にしてなかったけど、こういう制限があるんですね~
中古住宅を購入するときに誰かしらがアドバイスをくれたかもですが、知ってて良かったです。
・耐震基準適合証明書、住宅性能評価証明書など、一定の耐震基準を満たしていることを証明されていること。
→う~ん、、これは中古住宅を購入する際には必達で確認しないとですね・・
・既存住宅売買瑕疵保険(中古住宅の検査と保証がセットされた保険)に加入していること
→これも、確認必達事項の一つですね。
まず、住宅ローン控除の対象となる住宅ローンは、銀行で借りる住宅ローンや、フラット35の住宅ローンなど、一般金融機関の住宅ローンならば、控除の対象となるみたいです。
◇メリット
◇デメリット
先日(9/1)にとあるFPさんに相談をしに行きました。
家を購入するにあたって、資金計画のところで相談したくてFPさんにお時間をいただきました。
どうでもいいことですが、なんか妙に変動金利の方を進められたような気がしました。。。
参考になった点としては、「頭金」はそれほど入れなくいいかも!
というところです。
というのも手元に、ある程度のお金は残しておいた方が良いということです。
だいたい生活費の6ヶ月分は手元資金としてあればいいんじゃないかと言われました。
たとえば毎月の生活費が30万円であれば、30万円×6ヶ月=180万円といったところでしょうか。
あと、「団体信用保険」というものがあって、それに入ると安心だとも言われました。
「団体信用保険」というのは住宅ローンの借り入れの条件として加入することが多いもので、住宅ローンの契約者が返済期間中に亡くなってしまったり、高度障害状態になってしまったりしたときに、ローンの残額を肩代わりしてもらえるものです。
まあ、ことが発生してしまうことは非常に残念なことなので、起こって欲しくはないことですが、残された家族のことを考えると保険として入っておくのはありだと思います。
しかも、この「団体信用保険」に加入するためのお金は必要ないそうなんです。
ネットで調べたところ金利に上乗せされてるケースもあるんだとか。
あと、借入額が多い方が「住宅ローン減税」の恩恵をより多く受けれる。
ということもあって、頭金はそれほど入れなくてもいいのでは?
という見解でした。
◇頭金をそれほど多く入れなくてのいいというFPさんの根拠
・手元資金は残しておいた方がいい
・団体信用保険という制度があるからローンの残金が多くなっても安心
・住宅ローン減税の恩恵をより多く受けられる
ただ、借入額が多いということは金利の支払も多くなるんじゃないの!?
という質問をしたのですが、なんかふわっとした回答だったことと、気持ち的に借金は早く返したいということもあって、頭金は無理のない範囲である程度入れようかなということにしました。
これからまとめていこうと思います!
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