ケイト・ミルフォードさんの「雪の夜は小さなホテルで謎解きを」を読み終わりました。
ケイト・ミルフォードさんの作品は初めて読みましたが、わかりやすくて読みやすかったです。
翻訳を担当した山田久美子さんの力も大きいのかなとも思ったり。
ここ最近は、外国の本も読み始めたのですが、日本人とは違った感覚や感性がチラホラ垣間見えて新しい気づきも生まれたりで楽しいかも!
今回はほんのタイトルからして、殺人事件が起きて、その謎解きをしていくのかなと思ってたけどそんな感じではなさそうです。
「雪の夜」、「小さなホテル」、「謎解き」
この3つのワードからついつい探偵ものなんかなと勝手に思ってしまってました。
主な登場人物
マイロ:主人公の少年。ちょいと小生意気な性格。マイロの両親はこの話の舞台となったホテルを経営している。別の名を「ネグレ」名乗る。
メディ:料理人の娘さん。マイロとともに謎解きをすることになった。別の名を「サイリン」という。
ヴィンジ::宿泊所に1番目にきた男性。
ジョージィ:宿泊所に2番目にきた青い髪の女性。
クレム:赤い髪の女性。
所感
普段はお客さんがこない時期に次々とホテルに泊まりにくるというイレギュラーな事態に。
これは何かが起こってるのか?
もしくはこれから何かが起こる予兆なのか?
そんなことをふと思ってたマイロというホテルのオーナーの子供がメディという女の子と2人と一緒に謎解きをしていくんですよね。
宿泊客の物が何者かに盗まれたりとか。
ファンタジーものなのか推理ものなのか、途中話の方向性を見失ってしまいそうにはなりましたが、なんとか無事に読み終わり、物語としてもハッピーエンド?で良かったです。
でも、まさかメディがそういうキャラだとは思いもしませんでした。
映像でみたら気づけたかも笑
いやいや自分の読解力の問題か。。
まあ読了するのに時間はかかってしまいましたが、小学生のときに読んでたとしたらもっと面白く感じれたかなとも思いました。
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