吉田恭教/警視庁特殺 使徒の刻印

読書感想文

吉田恭教さんの「警視庁特殺 使徒の刻印」を読み終えました。

 

吉田恭教さんの作品は初めて読むので作者がどんな人が簡単に調べてみました。

 

1960年生まれで佐賀県出身みたいです。

 

島根県で漁師をしていたんだとか。

 

デビューは2011年みたいです。

 

デビュー作:『変若水(をちみづ)

 

なんと!

 

吉田恭教さん自らツイッターでフォローをしてくれたのです!

 

すごく嬉しい!

 

フォローしてくれた当日に仕事の帰り道にこの「警視庁特殺」を購入しました!

 

主な登場人物

佐倉:刑事さん。過去に悦子と言う名の妹を殺された?行方不明?で、心に闇を抱えてる。

 

有働:元警察官で、今は犯罪ジャーナリストをしている。佐倉のよき相棒といったところか。

 

 

 

所感

今回の話の対象となってる犯人の犯行の手口がエグい。

 

犯人に狙われた人は自分の手首をのこぎりで切り離せば助かるように手錠で縛ったうえで放火で殺されるわけなんですよね。

 

猟奇殺人ってやつですかね。

 

想像するのも怖いわ。

 

あんまり、こういう、刑事モノには慣れてないというのもあるけど…。

 

 

そして、やや突っ走り気味の佐倉刑事は一線から外されるわけなんですね。

 

この事件に妹の失踪とかかわりがあるんじゃないかということで。

 

まー、それで黙ってるわけがない佐倉刑事!

 

相棒の有働とともに協力しながら、事件の真相に迫っていくことになるのですが、こういうのってどんな結果になるにしろ、晴れ晴れとしたものになることはないんですよね。。

 

本格的な刑事モノということもあって、死体の解剖の件とかよくドラマや本で読んでたのとは違う事実も知れたりでなるほど!と思うこともけっこうあったので、そういう部分では勉強になってよかったかも。

 

そして、ところどころに殺人現場である家のマップが挟まれたりで、これぞミステリーって感じがして面白かったです。

 

刑事モノ兼トリックモノみたいな感じでしょうかね。

 

トリックものってふとしたことがきっかけで答えがわかることが多いですね。

 

今回の話もそうですが。

 

そうこうしているうちに犯人もわかって犯人との対決になったりで。

 

こういうシーンは映像でもみてみたいかも。

 

 

10年前に失踪した妹が無事に生きてることが確認出来て佐倉もホッと一安心できた

 

 

のかな?

 

 

10年間ずっと監禁されてたわけで、妹もなかなかたち直るのは難しいやろうし、佐倉自身もそのサポートで大変やろうし…。

 

 

まあ、何はともあれ後味の悪い結末では無かったので良かったかな。

 

 

久しぶりのミステリー小説

 

楽しく読ませてもらいました!

 



 



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