成田名璃子/東京すみっこごはん 楓の味噌汁

読書感想文

成田名璃子さんの「東京すみっこごはん 楓の味噌汁」を読み終えました。

 

 

これで「東京すみっこごはん」シリーズは4作品目の読了です。

 

なんかこの作品の出会ってからあっという間に読んでしまった感じがしてなんかもったいない気がします!

 

5巻出ないかなぁ!?

 

今回もいろいろと考えさせられる話ばかりでした。

 

その中で、上から目線な発言になってしまいますが、楓ちゃんがどんどんとしっかりとしてきたような気がしました!

 

それにますます渋柿さんのファンになってしまいました!

 

 

クリームコロッケの話

読者モデルをしている瑠衣さん。

 

インスタ映えとかSNSの罠にハマってしまった感じがして、大変そう。。

 

周りの友達?とのライフスタイルを合わせるもの大変そうで見栄をはって暮らしていかないといけないという辛い状況。。

 

なんか、闇金ウシジマくん世界の人のお世話になってしまうんじゃないかと思ってしまった。

 

時には背伸びをしないといけないかなとは思うけど、やっぱ身の丈にあった生活の方がいいと思うし、本音を言い合える人が近くにいることの大切さを知ったお話でした。

 

 

SUKIYAKIの話

すごく切なくて悲しい話でした。

 

瑛太くんの話なのですが、母子家庭で家も貧しくてというところで高校への進学も難しい状況。

 

しかも修学旅行にいくための積立金もままならないという…。

 

そんなときに、柿本さんと出会ったことがきっかけで「すみっこごはん」に行くことになるわけで、そこで楓ちゃんからもはっぱをかけられたこともあって進学を決意することに。

 

ここまでは良かったんやけど、最後にどんでん返しが待ってるんですよね。。

 

お母さんが仕事がクビになってしまって進学をさせてあげることも難しくなったと。

 

現実問題では改善をさせたりすることは本当に難しいことなんだなと痛感させられたお話でした。

 

 

味噌汁の話

いきなり、楓ちゃんのとうちゃんが現れるわけです。

 

戸惑いもあったとは思うけど、楓ちゃんは逆におとうさんに対して変に恨みつらみもなく興味を持つわけなんですよね。

 

そういや、自分も小学生に入る前に父がいなくなって、高校生のときに再会をしたわけやけど、なんか不思議な感じがしました。

 

おぼろげな記憶の中で大きいと思ってた父親がいつの間にか自分よりも小さくなってたんですからね。

 

 

今回の登場人物のその後の展開もどうなるか早く知りたい!

 

早く第5巻出ないかなぁ?!

 

出なかったら辛い・・・

 

新刊が出たら速攻で本屋に駆け付けますよっ!

 

コメント