小川糸さんの「さようなら、私」を読み終えました。
小川糸さんの作品は「リボン」に続いて5作品目の読了です。
中学時代の同級生が飛び込み?で自殺をしたというところからスタート。
一方では、中学の時に主人公が好きだった男の人と偶然出くわして、新しい恋の始まりになりそうな気配あり!
そして、その恋に陥りそうな男の人とモンゴルに行くことに。
話の舞台がモンゴルってなかなかないから読むのが楽しみです!
小川糸さんの本は優しく切ない内容のものが多いイメージがあるので、今回もきっと切なくなりそうな予感です。
といってもどうやら3つ話があるみたいで短編小説やったんですね。
主な登場人物
美咲:主人公。不倫の恋をしていた過去があり。恋愛に対してや仕事に対してとか色々と不安や葛藤を抱えている。ちょっとわがままな一面があるかも。
ナルヤ:美咲の中学時代の同級生。付き合うことはなかったけど、お互いに恋い焦がれていた。大人な頼りになる男って感じでしょうか。
所感
1話目の話は美咲とナルヤを中心とした話でした。
ふとした表紙に2人ともモンゴルに行くことになるんやけど、そこでの生活を通して特に美咲の方が心をリフレッシュできたんじゃないかなと思う。
日本にいる時分は恋愛や仕事のこと、亡くなった同級生のことなどで悩みが多い感じやったけど、初めていくモンゴルの平原での生活でなんか吹っ切れたような気がする。
まぁ、ちょっと美咲も微妙にワガママで気が強い部分もあったりで。
2話目は楓さんを主人公とした話で、母親がホームレスになってるっていう変わった設定。
たまたま、今日(5/12)は母の日。
いやよいやよの思いしか抱いて無かった母親に対してふとしたきっかけで母親の愛情を知る話でした。
3話目はおっぱいの話?
なんか不思議な設定でしたが、この話はあんまり共感は出来なかったかも。
3話目とも登場した主人公の女性は辛い思いをしてきたけど、過去の自分にしっかりとケジメをつけて前を向いてこれから進んでいくというお話でした。
自分もがんばろう!
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