うつくしい人/西加奈子

読書感想文

うつくしい人を読み終えました。

西加奈子さんの作品です。

西加奈子さんの作品は「漁港の肉子ちゃん」に続いて8作目です。

冒頭はなんか難しかったけど、だんだんと内容も理解できてきて
無事に読み終えた感じです。

【登場人物】
蒔田百合:物語の主人公。イメージはネガティブでちょっと高飛車な人
坂崎:ホテルのバーテンダー。冴えない40代の男性
マティアス:ドイツ人。20代でお金持ちだが一風変わった人
姉:百合のお姉ちゃん。ひきこもり

【所感】
これ瀬戸内海にある離島って書いてたけどひょっとして舞台は直島!?

というのも個人的なことですが、先日に旅行で直島に行ったのです。

で、そことなんとなく雰囲気が似てるなと思ったのです。

と思って検索でヤフー知恵袋で調べてみたら
小豆島のリゾートホテルオリビアンっていうところみたいでした。

今回は想像していたところと違ってたけど
自分の住んでたところや知ってるところや、行ったことがある場所が舞台になってたら
その話に親近感がわいてくるんですよね!

主人公の百合・・・
なかなか気難しい人でしたね。

気持ちはわからなくはないのですが。

ホテルでであった坂崎やマティアスみたいな一風変わった人だったからこそ
百合も本音というか自分を出せたのかなとは思う。

百合の姉。
引きこもりみたいですが、西加奈子さんの作品で「サラバ」というのも
主人公の姉がちょっと、、、って設定だったのでそういうシチュエーションが好きなのかな?

これまたネットで検索をしてみたら西加奈子さんの兄弟はお兄ちゃんが一人いました。
姉ではなかったですね。

うつくしい人。
自分を変に飾らずにただただ真っ直ぐに時間を過ごせる人ってことなのかな?

外面的なことではなくて、内面的に純粋に自分に正直な人ってことかな。

うぅん、、

自分はうつくしい人とは程遠いかも。。

がんばろっ!

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