小川一水さんの「天冥の標 救世群」を読み終えました。
さー、2巻に突入です!
舞台は前作とは年代も場所(舞台)も違う。
日本人の名前がたくさん出てくる。
慣れというのもあるんやろうけど、日本人名だと読んでてすんなりと頭に入ってくるんよね。
どんな展開が待ってるか楽しみです!
主な登場人物
児玉圭伍:今回の主人公でお医者さん。しかもなかなかのもてっぷり。
華奈子:圭伍のパートナー。ちょいとチャラチャラしてるような印象も受けたけど、なかなか真面目な女性と思いきや恋多き女性。
弥彦:圭伍の相棒って感じでしょうか。大人な態度で頼りになる。華奈子にゾッコンラブ。ただ、ウィルスに感染してしまい残念なことに。。
千茅:パラオで起きた謎の疫病(冥王班)に感染してしまった人。
ジョプ:故郷が疫病によって滅んでしまった可哀そうな青年。
所感
なんかいきなり話の冒頭からパンデミックな世界が始まるみたいな感じで幕を開けたのでビックリ!
この感染症がこの壮大な物語の中での地球を滅ぼす原因となったんじゃないかと想起させる。
まぁ、このご時世、人間の移動手段が多種多様になってきてるわけやしウィルスが広まっていく可能性も高まってるなと思ったり。
ウィルスは目に見えないものやから、本当に怖いですよね。
冥王班と名づけられたウィルス。
ついに東京でも感染が拡大。
想像するだけで本当に怖い。
ちなみにこの冥王班と呼ばれるウイルスを防ぐには冥王班の回復者の血液が必要なんだとか。
今までウィルスとかどこか他人事のようにしか思ってなかったけど、この本を読んでめっちゃ怖くて危ないものなんだなと認識できました。
SFの世界の話といえばそれまでなのですが、感染性の強いものでしかも悪意のある人間がいたらそのウィルスをばらまく可能性も無きにしも非ずですもんね。
それにしても天冥の標シリーズは意外とエロいシーンが多いですね。
ついつい読み入ってしまう自分がいるのも否定はできないのですが。。
なんとなくこの2巻が壮大な物語の始まりかなって感じですので、次の3巻からどうなっていくのかが楽しみです!
過去の天冥の標の読書感想文
↓1巻の上巻
↓1巻の下巻
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