獄門島/横溝正史

読書感想文

横溝正史さんの「獄門島」を読み終えました。

 

横溝さんの作品は初めて読むので作者がどんな人かを簡単に調べてみました。

 

1902年生まれで、すでにお亡くなりになられてる方でした。

この人が「金田一耕助」のシリーズの作者のようです。

 

金田一耕助のことは当然に知ってたけど、作者のことまで気がいってなかったのでちょっちゅビックリしてしまいました。

 

 

金田一といえば、「金田一少年の事件簿」が好きなのですが、金田一はじめくんは金田一耕助の孫だと名乗ってるのですが、これはいいのかな?

調べてみたけど、なかなか答えが出てこないので誰か教えてくださいw

 

 

【主な登場人物】

金田一耕助:言わずと知れた主人公!自分が初めて金田一耕助を見たときの役者が古谷一行だったのでイメージはそんな感じです。今回の本を読んで初めて知ったのですが、金田一耕助も戦前の人で戦争にも行ってたんですね。

 

了然和尚:和尚さん。最初の被害者の花子が殺されたときに、「きちがい」みたいな意味深な発言をしていた人。

 

幸庵:村の漢方医さん。

 

荒木真喜平:獄門島の村長さん。

 

早苗:本鬼頭と分鬼頭という2つの家柄があって、分鬼頭の方の一(はじめ)という人の妹にあたる人。なんとなくこの人が犯人じゃないかと思って読んでたのですが。。

 

 

【所感】

推理小説なので犯人が分かってしまうとあれなので、あえて内容自体には触れないでおこうと思います。

 

「金田一少年の事件簿」に読みなれてしまってるので、今回のこの本はリアリティがあるというかこれぞ推理小説だ!って感じがして面白かったです。

 

子供の頃に初めて金田一に触れたのですが、確か「八つ墓村」だったと思いますが、その時に見たときの衝撃を思い出せた感じがして、久々にドキドキしながら読むことができました。

 

時代が違うからってこともありますが、トリック自体も複雑になりすぎずに、なんか納得のできるような内容だった点もよかったです。

 

横溝さんの金田一のシリーズはいくつかあるみたいですが、またほかの作品も読んでみたいなと思いました。

 

すいすいと読めるし、オススメです!

 





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