冲方丁/十二人の死にたい子どもたち

読書感想文

冲方丁さんの「十二人の死にたい子どもたち」を読み終わりました。

 

冲方丁さんの作品は初めて読みましたので、作者がどんな人か簡単に調べてみました。

 

そもそも名前の読み方がわからない!

 

うぶかた とう」と読むみたいです。

 

一回じゃ覚えられないな笑

 

1977年生まれなので、自分と同い年の41歳です。

 

ちなみに名前は本名ではなくてペンネームみたいです。

 

てっきり外国籍の方かと思いました。

 

大学時代に「黒い季節」でデビューを果たしたそうです。

 

今回の作品は長編でしたが、心情もしっかりと描かれていて読みやすかったです。

 

 

 

【主な登場人物】

1、サトシ:15歳で最年少。年のわりには冷静でしかも今回の会合の主催者。

 

2、ケンイチ:空気の読めないダメなやつ。典型的ないじめられっ子。

 

3、ミツエ:ふわっとしてて性格が読めない。友達にはなれなさそう。

 

4、リョウコ:芸能人。リコって芸名でそこそこ活躍をしていたみたい。友達になりたい!

 

5,シンジロウ:冷静沈着に行動できるやつ。いけ好かないかも。

 

6,メイコ:あんまりパッとしないキャラ。完全なるthe脇役。

 

7,アンリ:こちらもあんまりパッとしないキャラ。ただ、映画では杉咲花が演じてるので、友達にはなりたい!

 

8,タカヒロ:吃音キャラ。ただ、個人的には一番感情移入が出来たかな。

 

9,ノブオ:名前含めて地味なキャラ。

 

10,セイゴ:尖ったキャラ。ただ、個人的には一番虐めたくなる。

 

11,マイ:目立たないキャラ。

 

12,ユキ:ミステリアスなキャラ。ダテにトリの番号を背負ってない。ある意味、この物語のキーマンでしょうか。

 

【所感】

本来であれば12人という人数で集まって集団自殺をしようってことやったのに、いつのまにかよく分からないヤツが1人混じってて、パニックになるわけやけど、読んでて途中で話の方向性がどこに向かっていくのかが分からなかった。

 

ホラー映画チックに12人の集まったヤツの中に殺人鬼がいて、次々と1人1人が殺されていくのを期待してたんやけど、そういう感じでも無かった。

 

なんか、淡々と話は進んでいくし、あっさりと終わった感じがして、拍子抜けしたかなぁ。

 

でも、話がどんな方向に進んでいくのかっていう興味は惹かれたし、面白かったといえば面白かったかな。

 

う〜、でもやっぱもっと刺激が欲しかったかな!?

 

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