朝井リョウ/武道館

読書感想文

朝井リョウさんの「武道館」を読み終えました。

 

 

朝井リョウさんの作品は「世にも奇妙な君物語」に続いて6作品目の読了です。

 

つんく♂さんも、解説をしてくれてました。

 

 

モーニング娘。かAKB48を参考にしたアイドルの話なのですが、アイドルの華やかな舞台の裏側には色んな葛藤や苦労があるんやなと気付かされました。

 

アイドル業界は何となくハードルは高くて厳しい世界なのは分かってたけど、こういう風に物語として読むことで具体的なイメージが出来たのは良かったかなと思います。

 

 

【主な登場人物】

愛子:主人公。センターに立つ人ではなくてどっちかいうと脇役の方のポジションの人。メンバーの中では一番普通の人。

 

碧:センターを任された人。女優としても活躍してったので、前田敦子さんみたいな感じなのかな?

 

真由:ぽっちゃり体型らしい。ラーメン屋でぽっちゃりを気にしてたシーンはいじらしかった。多分、自分だったら真由のファンになってそう。

 

波奈:リーダー。でもアニメオタク。とあることで炎上をさせてしまった。

 

るりか:14歳で最年少。妹キャラを演じている。

 

【所感】

アイドルになる人や目指す人はモチベーションも高くてメンタルも強いんやろうなとは思う。

 

ただ、そうは言っても10代やったらまだまだ繊細やし、何かで炎上してしまったら凹むやろうなぁとも思う。

 

自分もツイッターをしてて、投稿に対してコメントをいただいたりするけど、罵詈雑言を浴びたら凹んでしまうと思う。

 

そういうのを乗り越えて頑張ってるわけやから、応援したくなりますね。

 

武道館に立つという目標は相当に高くて、その目標に近づくにつれて必然的に露出も増えていくわけで、露出が増えると粗探しをするヤカラも多くなっていくわけで、プライベートでの活動がなんとなく自粛モードにならざるを得なくなる。

 

 

恋愛もそうですが、プライペートから学べることはたくさんあるのにね。

 

まー、そういう試練を乗り越えれたらきっと人としてもたくましくなるんでしょうね。

 

 



 



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