謎の毒親/姫野カオルコ

読書感想文

姫野カオルコさんの「謎の毒親」を読み終わりました。

 

姫野カオルコさんの作品は初めて読むので、作者がどんな人なのかを簡単に調べてみました。

 

1958年生まれなので、自分より19コ上の今年60歳になる女性です。

 

32歳のときに、「ひと呼んでミツコ」でデビューしたみたいです。

 

2014年に「昭和の犬」で直木賞を受賞したそうですが、自分はこの作品に触れるまで、姫野カオルコさんの存在は知らなかったわ。

 

今回の話は気味が悪いミステリーな内容でしたが、どうやら実話だとか。

 

っホンマに実話なんかいな!

 

【主な登場人物】

光世:主人公。両親が共に一風変わった人で、そのことに対して悩み?を抱えている。

ニックネームはヒカルちゃんで、作者の姫野カオルコさんのことだとか。

 

両親:父と母を一括りにしてますが、一風変わった人たち。てか不器用なだけのような気もするが。

 

古書店の人たち:こちらも一括りにするけど。光世の良きアドバイザー。

 

【所感】

最初、良くわからなくて面白くないなぁと思って読み進めてて、途中から、あれ?面白いかも!と思ったけど、結局は面白くなかったかな。

 

東野圭吾さんの「ナミヤ雑貨の奇跡」みたいな話かなと思ってたら、そうでもなくて、主人公の親の不可解な行動に対しての相談が繰り返されるって流れです。

謎解きみたいなもんです。

 

何でこうも人を不安や不信にさせるような行動を取るのか?

 

親の心子知らずってわけでもなくとにかく不可解。

 

不可解過ぎるから逆に子供もグレなかったのか?

 

そもそも、毒親って言葉も初めて聞いたし、どんな意味があるのかな?

 

毒と比喩されるように子供に悪影響を与える親のことをいうみたいで、30年くらい前に出てきた言葉らしい。

 

30年前と言えば、ちょうど自分も子供の時分やったわ。

 

まぁ、そこまで変わった親は身の回りにはいなかったから、良かったのかも。

 

主人公の姫野カオルコさん

いろいろとお疲れ様でした



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