検察側の罪人(下巻)/雫井俊介

読書感想文

検察側の罪人(下巻)を読み得ました。

雫井俊介さんの作品です。

 

上巻が面白かったので下巻はあっという間に読み終えてしまいましたよ!

 

ツイッターの検索でみてみても評判はすごくよさそうですね。

 

映画でも2回目観に行きました!とかいう人がちらほらいましたし、中には3回目観に行った人もいたくらいです。

 

なんか木村拓哉や二宮和也の演技がよかったみたいなコメントがたくさんあったので、小説では伝わらない良さが映画ではあったんでしょうね。

 

う~、ワイも映画館でみてみたい!

 

辛抱してDVDでレンタルが始まるのを待つことにしよう。。

 

 

【主な登場人物】

最上毅:主人公。シュッとした感じの大人で落ち着いた雰囲気を醸し出している。けど、何か闇を抱えてそう。

 

沖野啓一郎:最上さんの後輩。若手の検事で正義感に溢れる好青年

 

諏訪部:闇社会に生きるブローカー

 

弓岡:居酒屋で殺人をしたことを自慢げに話をする色んな意味でアホな奴

 

松倉:過去に殺人を犯したとんでもない奴。最上に目の敵にされている。

 

【所感】

最上さんの正義感、沖野さんの正義感。

 

ともに大事なことではあるけど、今回の最上さんはやっぱり勇み足なんじゃないかと思う。

 

過去の犯罪で時効を過ぎた犯人(松倉)を懲らしめようとの思いで、殺害(弓岡)をするのはどうかなぁ。。

 

と言いたいところですが、大切な人を殺されたのならそういう気持ちになっても仕方がないのかなとも思う。

 

どんな手を使ってでも仇を討ちたいとは思いますもんね。

 

たとえ、それが法に触れてしまうことであったとしても。

 

う〜ん、ただ復習は復讐を生んでいくだけのような気もするけど、だったら最初から復讐されるようなことするなよと思ってしまうし。

 

にしても沖野も自分が尊敬すべき人に疑いをかけようとは思ってもみなかったやろうし、相当にショックやったやろうなぁ。

 

しかも、犯行が判明して捕まってしまうわけやし。

 

この沖野のたとえ、尊敬すべき人でもダメなものはダメと毅然と立ち向かう姿勢は素晴らしいと思う。

 

しかも、現職を辞してまでやったわけやもんね。

 

 

自分にはなかなか出来ないことやと思う。

 

ということもあって、最上の方に感情移入してました。

 

まー、でも冤罪はアカンよね。

検察がそんなことしてきたら、もうどうしようもないですやん。

 

松倉が暴れ回るのも分かるわ〜。

 

今回の作品はなかなかの長編でしたが、楽しくとワクワクと読ませてもらいました!

 

 

 

どうでもいい話

最近、お酒を飲む機会が増えてるのですが、そういやお酒のペットボトル版は無いなとふと思いました。

 

なので、気になるので調べてみたら、どうやらリサイクルの問題が原因らしい。

 

ペットボトルは缶や瓶と比較してリサイクル率が悪いみたい。

 

しかもお酒は酸化に弱くて特殊なペットボトルを使わないといけないらしくて、なお一層リサイクルしづらいのが原因だそうです。

 

お酒はほどほどに。

 

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