明日の子供たち/有川浩

明日の子供たちを読み終えました。

有川浩さんの作品です。

 

有川浩さんの作品は4作目です。

 

前に読んだ、「旅猫リポート」もそうなのですがこの人の作品は全体的に温かみがあるので好きかも。

 

今回の作品は児童養護施設が舞台になってて、なかなか普段は意識することのないシーン。

 

そういや、自分も小学生の低学年の時に、学童保育に通ってたのを思い出した。

今回の施設の子供とは少し事情が違うかもですが。

 

【登場人物】

三田村慎平:主人公?施設に転職をしてきた元営業マン

和泉和恵:施設3年目のちょっととっつき辛い先輩

谷村奏子:施設の子供。17歳。まじめな女の子で今回の物語の事実上の主人公

猪俣吉行:施設のベテランの先輩

平田久志:施設の子供。17歳。子供なのにえらい大人びている

 

 

【所感】

施設の子供はかわいそうなのか!?

というのがテーマになってるっぽいけど、何と比較してかわいそうかのかそうでないのかがポイントかなと思う。

 

他人との比較ならきりがないし、子供1人1人がどうなのか?

ということが重要だと思う。

 

 

そういった意味だと、奏子も久志も、そのほかの子供もかわいそうじゃないと思う。

 

色んな背景の子供がいるけど、それをうまく自立させられるように努めている施設の先生は心身ともに大変だとは思う。

 

でも、そこから生まれる感動は何物にも代えがたいものだと思う。

 

猪俣先生の過去の話とかすごくよかった。

 

 

そういや、自分も小学生の頃は先生になりたいなと思ってたなぁ。

 

たぶん、教えるのとか人の気持ちをつかむのが苦手なのでうまくいってなかっような気はしますが・・・。

 

そういった意味だと読書は登場人物の想ってることを知ることができるので人の気持ちがどういう風に思うものなのか勉強になってる!

 

今日も1日暑いですね。

外に出るのが好きな自分にとってはつらい季節でございます。

 

少しは暑さも和らいでくれるといいんやけどなぁ。。

 

 

 

 

 

 

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