小川一水/天冥の標 羊と猿と百掬の銀河

読書感想文

小川一水さんの「天冥の標 羊と猿と百掬の銀河」を読み終えました。

 

これで天冥シリーズは5巻目の読了になります。

 

今度は時代は2350年くらいなのかな?

 

 

なので4巻からは50年ほど進んだ世界ということでしょうか。

 

舞台は農業っぽい感じのところで、タックとザリーカの親子を中心として話は進んでいくのかな?

 

本章と断章の2部構成みたいな感じになってて最初は戸惑いはしましたが、それはそれで面白あったです。

 

 

主な登場人物

タック:ザリーカという娘と2人で暮らす。真面目な男。

 

ザリーカ:ちょっとやさぐれたヤンチャな女の子。海賊や危険な連中に追われてるらしい。

 

アニー:地球人。

 

アモク:ザリーカの友達?お互い助けたり助けられたりなのできっと友達関係です。

 

 

所感

断章として節々にノルルスカインというものが登場してくる構成。

 

このノルルスカインの話が6憶年にも及ぶ壮大な話なんです。

 

しかも、物体なのかなんかのかもよく分からない。

 

自我の話!?

 

サンゴが云々とかなかなか想像がし辛いんやけど、なんか妙に読み入ってしまう。

 

なんか本筋の話よりも、この断章の方がインパクトがあったかも。

 

まあ、そうは言っても本筋の話の方も面白かったけどね。

 

断章が相当にふわっとした話だったのに対して、本筋の方はタックとザリーカの親子愛を感じれたり人間味のある話だったので、読みやすかったです。

 

今回は面白かったとはいえ途切れ途切れで読むことになってしまったためにちょっと感想文をまとめるのも難しかったです。

 

ということで今回はこの辺で!

 

6巻からはもっと集中して読みます!

 

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