小野不由美/月の影 影の海(上巻)

読書感想文

小野不由美さんの十二国記の「月の影 影の海(上巻)」を読み終わりました!

 

魔性の子」に続く第2弾!

 

今度は、中島陽子という高校生の女の子が主人公のお話です。

舞台は現実の世界から異世界と移り変わっていきます。

 

この陽子という人が、なんと天然の赤髪の女の子なんです。

 

赤髪といえば、ロンブーのアツシか、スラムダンクの桜木花道かってところだと思いますが、それにも匹敵するくらいのインパクトの強さを誇る陽子さん。

 

普段の陽子さんは高校では優等生なんです。

 

そんな優等生の陽子のもとに、「魔性の子」で登場したケイキ(高里)が現れるのです。

 

で、このケイキが、陽子を異世界へいざなっていくんですよね。

 

陽子からしたらたまったもんじゃないですよね、いきなり異世界に連れていかれるんですから。

で、そのケイキは異世界では行方をくらますんです。

 

しかも、この異世界の十二国記の世界では、陽子は海客と呼ばれる災いをもたらすものとして忌み嫌われるんです。

 

陽子からすると、待て待て!

って感じだと思いますが、そこからどんな事態が陽子に待ち受けているのか?

 

この十二国記の世界は中国風な感じを醸し出しているそうなんだとか。

 

十二国記には、その名のとおり12個の国から成り立っているのですが、今回はその中で「」という国でのお話です。

 

まあ、この世界での陽子は裏切られの連続なんですよね。

しまいには人間不信に陥ってしまう始末。

 

しかも、なぜか顔も変わってしまってるんだとか。

 

陽子にとっては色々と悲惨なことが起きている上巻でしたが、きっと下巻ではいい風に風向きが変わるはず!