湊かなえ/カケラ

読書感想文

湊かなえさんの「カケラ」を読み終わりました。

 

湊かなえさんの作品は「ブロードキャスト」に続いて22作品目の読了です。

 

本の帯を見る限り湊かなえさんっぽい感じの内容が期待されますね。

 

女性たちのやり取りで美容がメインでその中で体重という話題を中心に据えた話っぽいです。

 

大量のドーナツに囲まれて死んだってどういうことやねん!

 

てか、内容が難しく感じてしまい、この感想文を書くのにも四苦八苦してしまいました。

 

主な登場人物

橘久乃:美容クリニックのお医者さんで美貌の持ち主。

 

結城志保:主人公。若かりし頃はいくら食べても太らない体質だったのが、大人になってからは逆になかなか痩せられない体質になってしまった。

 

横網八重子:小学生の頃に体型のことでクラスのみんやにからかわれていた。名前も横綱っぽいということで一段といじめに拍車がかかっていた。

 

所感

男には分かりづらいテーマかなとは思いつつ、自分の小学生の頃も思い出しつつ読んでました。

 

振り返れば小学4年生くらいから女の人は男に比べて大人っぽいなぁとは感じていました。

 

にしても小学生のイジメってほんとくだらないことでからかうことが多いですね。

 

横網さんの体重が64キロということで、このロクヨンに絡む言葉を見つけては嫌味を言ったり。

 

自殺をしたのは有羽という女の子なのですが、元来は自分の太っているという体型を気にすることもなく明るく元気な子だったみたいです。

 

なのになんで自殺を?

 

しかもたくさんのドーナツに囲まれて?

 

その謎を久乃はいろんな人に質問をしていくことで、解明していくわけですが、そこに人間の本性が潜んでるんですよね。

 

そこが、ちょっと自分にはわかりづらく感じました。

 

 

他の人の感想も読んでみたいな。

 

 

ということで、まったく参考にならない感想文でした。

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