阿部和重さんと伊坂幸太郎さんの「キャプテンサンダーボルト(下巻)」を読み終わりました。
上巻がほんといいところで終わって興味を最大限引きつけられたので、そのまま下巻にも突入です！
こういう、冒険ものというかハラハラドキドキの追って追われての話って面白いですよね。
相葉と井ノ原と桃沢と犬の3人と1匹がどんな展開に巻き込まれていくのか楽しみです。
男2人と女1人の組み合わせ、かつ女の人の車の運転が上手なところは、陽気なギャングシリーズみたいだなと思ったり。
話が進むにつれてスケールの大きな話になっていくんです。
国家レベルの話に足を突っ込んでいくような。
子供の頃のヒーローといえば、ゴレンジャー。その中で赤レンジャーは特別にカッコいいのですが、その赤レンジャー役をやっていた赤木と途中で合流もしたり。
そんな中で、上巻冒頭の戦時中の話のこととかが、繋がっていくんですよね。
ようやく、最初に撒かれていた伏線がどんどんと回収されていくわけです。
この点と点が線になっていくというのが、本当に面白い。
なんか、2人の作者自身が楽しみながら書いてる感じがすごくしました。
しかもそれが、独りよがりではなくて読者も楽しませた上でのことなので、だけに読んでて楽しいんだろうなと。
共著というところで読むのをためらってたのですが、読んで正解でした。
結局どこからどこまでが阿部和重さんか伊坂幸太郎さんかというのは分からず仕舞いでした。
阿部和重さんの本を読めば何となく分かったりするのかな！？
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