東野圭吾さんの「ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人」を読み終わりました。
久しぶりの東野圭吾さんの新作です!
本屋で見つけた瞬間に迷うことなく購入!
う~ん、、、今年にぎわせているコロナが蔓延している世界観でのお話。
真世と健太が結婚をすることになった矢先に真世の父ちゃんが何者かに殺された可能性があるというところから話はスタート。
しかも真世にとっては母ちゃんは病気で亡くしているので、殺された父ちゃんはただ一人の親だけに突然の訃報に相当ショックを受けたと思う。コロナでなかなか身動きも取れない状況やし。
時を同じくして真世は同窓会に誘われている最中。
ちなみに真世の父ちゃんの英一は教師をしていた人。
犯人はこの真世の同窓会のメンバーと何か関係があるんやろなという視点で読み進めました。
そんなときに、父ちゃんの弟でマジシャンをしていた武史という男が現れるんです。
この武史がまあ、アクの強いキャラなんですよね。
平気で警察官のスマホを勝手に拝借したり。
ただ、面倒なキャラではあるけど、こういう人物が事件の解決に役立っていくわけなんですよね。
武史にとっては実の兄が殺害されてるわけやから、犯人を突き止めたい気持ちは強かったと思う。
そしてこの武史がキレッキレなんです!
毒には毒を持って制すると言いますか、犯人にとってはなかなかやっかいな人物なんです。
今回の本もそうですが、東野圭吾さんの本は登場人物の相関図もイメージしやすくてすごく読みやすいです。
何となくですが、個人的にもこの本の登場人物である武史と真世はキャラも立ってたし、シリーズ化されるような予感がします。
早く次回作も読みたい!
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