小川糸さんの「とわの糸」を読み終わりました。
小川糸さんの作品は「食堂かたつむり」に続いて8作品目の読了です。
生まれつき目の見えない10歳の少女と、そのお母さんのお話です。
読んでてすごく切ない気持ちになりました。
少女の名前は「とわ」、お母さんの名前は「あい」。この2人の永遠の愛をテーマにしたお話なのです。
生まれつき目が見えないってどんな状況なんだろ?
基本的には匂いと音と手の感触だけでものごとを判断していくんやろうけど、見たいものが見えないのは時として辛いなと。。
お母さんもすごく優しくて色んなお話を読み聞かせてあげたりするんですよね。
でも、実際問題として働きにもでないといけないという現実もあるわけです。
てか、話を読み進めていくうちに、この母親がなかなかのヘビーな人やったんですよね。
でも、なんて表現をしていいのかわからないけど、とわの気持ちに対してすごく感情移入が出来たのです。
う〜ん、、
これは自分にとっては名作かも。
小川糸さん、ありがとうございました!
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