秦建日子/サイレントトーキョー

読書感想文

秦建日子さんの「サイレントトーキョー」を読み終わりました。

 

秦建日子さんの作品は初読了です。

 

ちなみに作者の読み名は「ハタタケヒコ」で男性ですね。

自分が知ってる中で、「子」で終わる名前で男性なのは、聖徳太子と小野妹子依頼3人目ですかね!

 

東京でテロが発生。

 

今後、なくはないテーマですね。

 

映画化もされるみたいですので、この本を読んで面白かったら映画もみてみようと思います。

 

 

主な登場人物

ヤマグチアイコ:買い物をしている最中に爆弾と出会ってしまう不幸な奥様。話はこの人の行動から始まっている。

 

世田:爆弾事件の犯人を追う刑事さん。泉という部下がいる。

 

須永:IT系のエンジニアの社長さん。合コンに遅れて参加しては途中で抜けたり、女性を誘っては手作りの焼き鳥を食べさせたあとはすんなり返したりつかみどころのない、怪しさ満点の男。

 

真奈美:その須永との合コンに参加した女性で、変に爆弾事件の現場に首を突っ込んでしまう。

 

栗栖公太:ヤマグチアイコと同様に爆弾事件の犯人にいいように使いまわしにされてしまう、可哀そうなテレビ局の契約社員さん。

 

所感

恵比寿と渋谷で爆弾事件が発生。

渋谷ではあの有名なハチ公の銅像の首に爆弾がまかれてボンっ!

 

こういうテロ系の話って、得てして政府や首脳は無能なパターンが多いように思いますが、一方ではアメリカ映画でだときりっとした大統領の姿を描かれることが多いように思いますが、今回の話の首相はテロに屈しない毅然とした態度だったので、その点は良かったかも。

 

 

好みによると思うけど、犯人がテロに至った動機や爆弾が爆発したときの様子がもう少し細かく描かれても良かったかなとは思うけど、逆にいうとシンプルにスイスイと話は進んでいくので、読み易くはありましたね。

 

ミーハーな自分はこういったテロ予告のニュースが流れた時はきっと、釘付けになってしまうんやろうなぁ。

 

まあ、間違っても現場に行くことはないとは思うけど。

 

ということで、映像でみたらもっと面白いかなと感じたので映画も観てみることにしました!

 

 

 

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