恩田陸/ドミノ

読書感想文

恩田陸さんの「ドミノ」を読み終わりました。

 

恩田陸さんの作品は「祝祭と予感」に続いて14作品目の読了です。

 

 

あの新作の方のドミノではなくて今から18年ほど前に出された方のドミノです。

 

新作の方は途中までしか読んで無かったので、まずはこちらの第一弾をしっかりと読んでから、再度新作の方にもチャレンジをしようかと思ってます。

 

とにかく登場人物が多い!

 

でも、目次の方で絵付きで登場人物の紹介をしてくれているので、それを見つつ読み進めました。

 

それぞれの登場人物が織りなす物語が繋がっていくというもの。

 

生保会社の人々の契約関係のお話や、子役のオーディションのお話、映画のミステリー研究会みたいな人たちのお話、俳句で集まった人たちのお話と、各々は全くつながりはないものの、それらがどんどんと繋がっていくわけなんですよね。

 

不思議というか、そういう話を作ろうとした発想がオモロい!

 

川添という爆弾を持った過激派の人間が俊策という俳句を楽しみにはるばる東京へやってきたおじいさんと接触するところから、みんながまさにドミノのように繋がっていくんですよね。

 

川添が俊策からカバンをひったくろうとしているところを保険の会社に勤めている優子が助けることでまずはつながりが出来る。

 

そこからあれよあれよとこの物語の登場人物が繋がっていくんですよね。

 

この本に限らず1つの事件に遭遇する人たちにも、それぞれの物語や背景というものがあって、それはあって当然のことではあるわけで、このドミノはそういったところに焦点を当ててるといったところなんでしょうかね。

 

この話から十数年後に、今度は舞台は上海で続編が出てるってのは嬉しい限りですね。

 

恩田陸さんもどうして、また十数年後にドミノを書きたくなったのかなぁ。

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