今野敏/神々の遺品

読書感想文

今野敏さんの「神々の遺品」を読み終わりました。

 

今野敏さんの作品は「マル暴総監」に続いて6作品目の読了です。

 

石神シリーズらしいですが、探偵ものはけっこう好きなのと、ピラミッドも関係してきてるっぽいのでさらに楽しみが増した感じです。

 

東堂由紀夫という人物が突然に行方不明になったというところから話がスタート。

 

いったい彼に何があったのか??

 

主な登場人物

石神:主人公で私立探偵をしている。元々は警察官をやっていたんだとか。

 

明智:石神の付き添いの人。ボーっとしているようで実は結構なキレもの。

 

高園江梨子:アイドル。ちょっと常識に欠けているところあり。

 

デザリ神父:聖職者ではあるけど、そして時には石神を助けたりしたけど、何かを隠していそう。

 

 

所感

一度は見てみたいピラミッド。

 

今回の話は東堂という奴が行方不明になっていて、ひょっとしたら殺人をしているのかもという、疑いもかけられている。

 

それがどうピラミッドと関わってくるのか?

 

個人的には今野敏さんの作品はマル暴シリーズと、任侠シリーズしか読んだことが無かったのですが、今回のはそれらとは作風が全然違うから、なんか新鮮な感じもしました。

 

話の節々にアメリカの方でUFOがどうたらこうたらという話も挟まれてくるのですが、それがこの石神が活動している日本とどう関わってくるのか?

 

 

このアメリカでの話が裏側のストーリーになってて、それをあえて読み飛ばしてみるとどんな感じになるのかちょっと試してみたくなったんやけど、やっぱりそんなことは出来ず笑

 

ピラミッドにしてもUFOにしても神秘的な存在。

 

もっとそっちの神秘的な方に触れて欲しかったなとは思ったのですが、やっぱ探偵ものなのでそうもいかず。

 

 

何となく中途半端な感じで終わってしまったような気がする。

 

と言ってもこの石神シリーズがどういう形式のものかわからないままに読んでたのでそういった感想になってしまったと思うし、このシリーズの第二弾も読んでみうとは思いました。

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