安達遥/私人逮捕

読書感想文

安達遥さんの「私人逮捕」を読み終わりました。

 

安達遥さんの作品は初読了です。

 

いや〜、面白かった!

 

こういう頑固なオヤジが奮闘する話って個人的には好きやからすいすい読むことが出来ました。

 

鋼太郎さん

 

なかなか頑固で生真面目過ぎる部分はあるけど、正義を貫く姿勢はやっぱカッコええわ!

 

主な登場人物

鋼太郎:曲がったことが嫌いで真面目なオヤジ。正義の味方で、私人逮捕に味をしめており、数々の問題を解決?していく。

 

太一:鋼太郎の仲間。しょっちゅうケンカはしてるけど、なんだかんだで仲がいい。

 

麗子:スナックのママ。鋼太郎にとってのマドンナ的な存在。

 

純子:高校生の女の子。ちょくちょく鋼太郎と行動を共にしている。

 

所感

こういう正義心ってやっぱいいですね。

 

現実の世界ではなかなか出来ないことですから。

 

そういや、自分が大阪から東京へ上京してきたときに、東京の人はなんか周りの人に対して冷たいというか無関心だなと思った記憶が蘇りました。

 

そんな中、鋼太郎さんみたいな人は良くも悪くも見て見ぬ振りは出来なくて、正義心から行動を起こしていくんですよね。

 

痴漢事件であったり、先生同士のいじめの問題であったり。

 

なかなか首を突っ込んでいくことの難しかなと思うんやけど、鋼太郎さんはしっかりとそういう問題に向き合っていくわけなんですよね。

 

そして、悪いやつをしっかりと逮捕するみたいな。

 

にしても、第3話のデスキャンプの話は面白かったけど、なんか不思議な感じがしました。

 

ということですごく印象に残る話やってんけど、あのただ食い家族はいったいなんやったんやろう?

 

誰しもが、なかなか指摘しづらいところを鋼太郎さんはしっかりと自分の意見を言うんですよね。

 

う〜ん、、

 

 

この話のパート2でないかな!?

 

 

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