知念実希人/仮面病棟

読書感想文

知念実希人さんの「仮面病棟」を読み終わりました。

 

知念実希人さんの作品は初読了です。

 

と言っても、先にこの漫画の1巻を読んでいて、なかなか面白そうな展開だったので小説でも読んでみたくなっての購入です。

 

これを読み終わったら、まだ完結してない漫画の方の先の展開がわかってしまうのですが、それはそれでよしとしようかなと。

 

 

そして、小説の方も面白いようだと次は映画でもみようと思います!

 

同じ病院系でも、この前に読んだ「ディアペイシェント」とは全然違う内容ですね!

 

主な登場人物

秀悟:主人公。臨時で働きにきた病院て今回の話の災難に遭うことに。主人公のわりにはちょいと頼りない一面もあり。

 

愛美:ヒロイン的な存在。ピエロにピストルで撃たれたが、秀悟の治療により助かった。ただ、なんか全体的に怪しい。

 

田所:院長さん。佐々木と東野の2人の看護士と、何かしら隠し事をしている。

 

 

所感

とにかく主人公の秀悟以外の登場人物全員が怪しいんです。

 

全員、何か隠し事をしているんだろうなと思いながら読み進めてました。

 

しかも、そもそもいきなり病院に押しかけてきたピエロはいったい何がしたいのか?もしくは何を伝えようとしているのか?

 

 

ピエロって、なんか怖いイメージはありますか、今回の犯人として登場してくるピエロは、殺人者にはなりたくなさそうとか意外と繊細な部分があったりて、そこまでは怖くはないんですよね。

 

 

そうこうしているうちに看護士の1人の佐々木さんが殺されてしまうんです。

 

ピエロに?

 

いや、ピエロはむしろ佐々木さんが死んだことに動揺もしてたりするので犯人では無さそうなんです。

 

実はこの病院は違法な手術をしていたのです。

 

ということで、悪いことをしていたことがわかった院長が犯人ってことは無さそうで。

 

ということは東野さんかやっぱ愛美が犯人!?

 

まあ、なんとなく序盤から結末が見えてはいたのですが、それでもやっぱり分かりやすいストーリーというのも面白いですね。

 

もっと怖い話をイメージはしていたのですが、殺人事件があったとはいえ特に残酷なシーンもなくて、読みやすかったです。

 

ということで、映像でも見てみたくなったのでDVD化されたときはみようと思います!

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